坦々麺のうまいところで知られている店が、毎日新聞が入っている竹橋パレスサイドビル地下にある。
(写真)赤坂飯店の坦々麺
ここの坦々麺は、激辛の汁を受ける麺がうまい。麺だけだとモソ~ッとしているかもわからないが汁とからまると絶妙になる。
坦々麺大好き人間でないと気づかないかもわからない。というところも弱いかもわからない。
この店は思い出してもなかなか行くことがない。
永田町の四川飯店はもっと不便だがわざわざ行くのに対して大違いだ。魅力として何か足らないモノがあるのだろう。
大きなビルの中に入ったレストランは同じように魅力に欠けることがあり、丸の内などは早くも熱海化する予感がある。巨大なビルの中に娯楽を取り込み封じ込めたので、街を歩く楽しみをつくらなかったツケが熱海で長く続き、丸の内がこれから始まりそうだ。
仲通を車の通行を禁止して、屋台を意識的に増やせば何とかなるかもしれないがやらないだろうな~。
この竹橋界隈は、もっと寂れたところで、皇居一周のジョギングとか桜の時期はこの竹橋界隈を出発点として皇居周辺を散策するとなかなかいい。それで思い出すのだが、今回は桜にはだいぶ早いが桜が散ってしまったので行ってみた。
同期入社の友人が亡くなった通夜まで時間があるので、ビールと坦々麺で冥福を祈ることにした。
いつかは死ぬというあいまいなことでなく、死を目的に生きているとわかっているはずだが、早死にの葬式はご家族の悲しみが大きいので涙が枯れることもなく、それを見るだけにつらい。
精進落しを場を代え4回ほど行ったが、坦々麺の激辛とこれまでの暴飲もあいまって下り超特急となってしまい現実に戻ることが出来た。