スナメリの背中のザラザラ。
野生のスナメリを近くで見れて、とても嬉しかったのですが・・・
興奮が冷めて、改めて考えてみると、あまり喜べない状況なんだろうな・・・と思うようになりました。
本来は人を避けて暮らす、生態系上位のスナメリが名古屋港に来るのは・・・
残念ながら、クマが街に出てくるのと同じ状況が海の中でも起きているということでは・・?と感じます。
大阪湾のこちらの記事が、参考になると思います。
①読売新聞「大阪湾の透明度、上がれば上がるほど漁獲量減…プランクトン減りすぎてエサ不足」
②地方独立行政法人 大阪府立環境農林水産総合研究所「Q.大阪湾の水質は良くなってきているの?」
ウリクラゲが櫛板をキラキラさせながら漂っていた。(写真では光ってないけど・・)
メジロも近くに来た・・
ミサゴが鯉を運んでた・・
ミサゴは、確かに増えている。
狙われたか・・?
その昔、(今は入れなくなった)埋立地の堤防に・・
「魚釣り禁止。有害物質が埋められているからこの付近の魚等は食べれない。」
との警告が掲げられてたのは、どうなったのだろうか・・?
魚や魚を食べる鳥が増えたのは、漁獲してないから、他よりマシという程度ではないのかなぁ~??
(魚が釣れれば増える釣り人はどんどん減ってるし・・どう見ても魚は多くない・・)
伊勢湾の漁獲高減少、エサ不足によるアコヤガイの大量死等々、楽観視できない報道が多い。
スナメリの好物と聞くイカナゴの歴史的な不漁が、スナメリが名古屋港に来るようになった大きな要因に感じる。
カワラヒワの群れに遭遇したのも久しぶりだった・・
以上、本日もご覧いただき、ありがとうございました。