初代マイクロスコープ(4000円)時代の、カラスの羽根を拾ったに続いて・・・ここ数日内に拾った羽根を2台目マイクロスコープ(2000円)で観察です。(いよいよ換羽シーズン本番です!!)
一番の問題は、LED光の色と強さで・・・初代では使えた内臓ライトが2代目では発色から使えず、ヘッテンや懐中電灯で照らすことから、未だ、これだ!というセッティングに至っておりません。
一つ目はポツンと干潟へ行く途中の花壇がキレイな公園で拾ったものです。
長さ3cm程、反り具合と羽弁の割合から背中側の体羽と思われますが・・・誰のかは不明です。
では、下から光を当てて、拡大です・・
透過率も高く、特に構造色の発色は無さそうです。
先端の茶色い部分です。
2つ目は、街中の路上で拾ったもので、こちらも3cm程の体羽ですが・・羽弁の比率や綿羽との感じからお腹側の真ん中から脇と思います。
正直、体羽はあまり観察したことが無いので、「何だこれ?」と頭の中は???です。
こちらも構造色は無さそうですが、透過性が高く、羽枝がキレイです。
色がグレー、街中にいる鳥、体羽のサイズから推測すると、ドバトの確率が高いような気がします。
1つ目とも色が違うだけでとても似ているので・・1つ目はキジバトあたりでしょうか? (こちらは自信ありません)
3つ目はカラスの初列雨覆と思われるものです・・ハシブトかハシボソかは不明です。
先の2つに比べると、格段に透過性が低いです。
前回の極彩色が出ないのは、羽根の部位的なモノでしょうか? カラスの種別のせいでしょうか?
(光は前回と同じ光源です)
こちらはハシボソガラスのものと思われる尾羽の先端です。
痛んでいるのは、運搬方法に問題があった(自転車のかごに羽を置き、その上にカバンを置いてしまった)せいと思われます。
う~ん・・・今回も混迷から抜け出せない状況報告でした。
本日もご覧いただきありがとうございました。