先週、凍結した通勤路で・・足元にオオスズメバチが転がってきた。
複眼がブーメランのように凹だ形だとは知らなかった・・・
体が丸まっていて、上手く測れないけど・・
頭から胸で約2cm・・
腹部だけで約3cm・・合計5cm程。越冬の嬢王バチか・・?
脚には鋭い爪と棘があった・・改めて、顕微鏡で見ねば・・
冬山で、使っていなかった部屋に暖房を入れると、いろんな虫が出てくるように・・
市街地の越冬場所で同じようなことが起きて、這い出した先が寒波の襲来時だったのか・・・?
オオスズメバチがいるようにはとても思えない、コンクリートに囲まれた市街地で拾った。。
歩き回ると、いろんなことがあって楽しい・・
オオスズメバチ撮影のついでに、先日完成したプラスチック封入標本も写してみた。
海辺やらで拾ったものをプラスチックに封入して、磨くだけだけど・・結構手間がかかる。
ツクツクボウシ・・
昆虫は、体内の空洞に溜まった空気が、微妙な味わいを出す場合もあるけど、だいたい失敗になる。。
横から‥
ちょっと拡大・・透明な翅には惹かれる。。
こちらは、大失敗のウバタマムシ・・・
裏面・・
表面の微細な毛や構造?についた気泡や、体内から染み出した気泡、それらを取れないかとあがいた為に取れてしまった脚や破片等々・・
今回は、これと、オウギガニ(気泡がプラスチックを貫通して異臭が漂ったので、写真も撮らずに廃棄)が、最大の失敗作になった。。
失敗すると、こうしたらよかったんじゃないか・・との思いが湧き、今度はうまくやれるんじゃないか・・と、また挑んでしまう。。
脚や触角がちぎれたフナムシ・・・意外と悪くないか??
ニイニイゼミの抜け殻・・体内の空気で目が光って、キレイに感じる。。
ツユクサ・・
葉の表面の細かな気泡が光ってはいるものの・・・なんか微妙。。そもそも葉のハート形に目がいかない・・
横からの方がキレイかも・・
ツルボ・・(だったと思った・・)プラスチックに封入すると、花は色が抜けたり、雰囲気が変わるものも多い。
マヒトデの拡大・・乾燥と洗浄が上手くできて、微細な構造が分かりやすく感じる。。
スナヒトデ・・こちらは、砂が残ってしまった。。
ケガキ・・・小さな貝殻に棘のような突起が面白く感じる。。
サンゴモ・・?
イッカクモガニ・・タカアシガニをとっても小さくしたみたいだ。
キンセンガニの甲羅・・・カニの甲羅は、顕微鏡で見ると、更に味わい深い(笑)
バフンウニ・・良い出来と思ったけど、拡大したら、気泡が・・・
ああすればよかった・・の反省の大半は、もう少し、丁寧にやるんだったというようなことばかりだ。。。
以上、本日もご覧いただき、ありがとうございました。