もう1回やってみよう・・・

身近なことを勉強中です。

ボテロ展など・・

2022-09-14 20:01:36 | 日記

ボテロ展へ行った。撮影できたのはこの壁(印刷物?)だけ・・

で・・ネットで検索してみた。これだ!という感じの公式サイトには出会えなかったけど、結構な作品の写真は見られた。

写真を見ながら、「この絵は大きかったなぁ・・」とか、「色がきれいだった・・」なんて思い返すのは楽しい。

(余生で見返すとも思えないので、図録は買わない派です・・)

 

生きものの体も不思議だけど、美術展に飾られる作品も「どーして、こんな風に見えるように仕上げられるんだ・・」等々、謎ばかりだ。。

係員に注視されるくらいに顔を近づけて見ても何が何だかさっぱりわからないのに、離れてみると、なるほど・・と思うものや、逆に遠くからではゴミか汚れのようにしか感じないのに、近づくと細かく書かれていて、おおっっ・・と納得できるものなど、実にいろいろ・・

 

最初の写真の一部拡大・・

撮影可能なこの写真からは、残念ながらそのような違いは感じないか・・・?

1枚でいいから、実物を撮らせてほしいぞ!!

撮れる写真を1週間枚に替えたら入場者も増えるのではないか?(遥かに経費が増える気もするが・・??)

 

展覧会系では、三重県総合博物館の「集まれ!三重のクジラとイルカたち」へも行った。

 

2年前の「クジラはいるか!?」の時は、駅からひとっ走りで到着し、見終わってからはヨットハーバーのある海岸までサクッと走り回ったのに・・今夏は、駅からの歩きだけで、登山か?というようなダメージを負った。

 

でも、展示は素晴らしく、来てよかったと思った。

展示の中に、数回、会話をしたことがある程度の連絡先も知らない知人の名前が有ったり、こんなものを作ったなんて話を聞いていた実物が展示されていたりもした・・

今更ながらに、形に残る物を作ることのすばらしさにも感心した。

 

この実物大タペストリーは2年前にも見たけど、実に見事だ!

 

体長8.47mのオスのザトウクジラ漂着死体に付着していた、オニフジツボ。

この手の展示物には見入る。。

 

系統進化のDNA解析による一覧・・・これもとても気になる(笑)。

スナメリはいつ頃からいるのだろうか・・?

 

スナメリのコーナーは、とても充実していた。

 

分かりやすいイラスト・・

 

特徴をとらえた、カード解説・・

 

食べ物・・

 

素晴らしくきれいな全身骨格・・

 

分かりやすい解説等々・・

 

大きなイワシクジラの全身骨格は素晴らしい迫力だった・・

 

ひげ板のアップ・・

 

展示パネルは、皆、とても見やすかった・・

 

「海岸でクジラの骨を探してみた」との講演会も聞いた。

講師の説田健一氏は、岐阜県博物館の学芸員で、専門は昆虫。骨なんか嫌いだったが、職員の減少から骨の担当になり、骨格標本の特別展開催にあたり、予算が無いから、近くの海岸へクジラの骨を探しに行った・・・との話で始まった講演は、実に良かった。

 

手柄自慢系な「俺の研究・仮説はスゴイ」とか、特権的なネタや、見下したような「専門用語やカタカナ語に頼った説明」とは真逆の、「クジラの骨はそう簡単には落ちていなかった」との実に人間味のある丁寧な話だった。

専門外なテーマにもかかわらず、1時間を超える構成もしっかりと作られており、まじめな人柄を強く感じた。

 

説田氏が所属される岐阜県博物館のHPによると、ダチョウ組という毛皮や骨格標本を作成するボランティアサークルがあり、その担当学芸員が説田氏とされている。(講演でもダチョウの骨格標本1体作成に100万円と言っていた・・)

岐阜県博物館は、7月に科博の田島木綿子氏の講演があったものの、公共交通機関では行けないと諦めた場所だったけど、改めて行き方を調べてみたら、HPに名古屋から直通バスがあると書かれていた・・(泣)

 

同じく詳細は知らないのに勝手に憧れている大阪市立自然史博物館の「ナニワほねほね団」のような感じなのだろうか?

西澤真樹子氏監修の、このシリーズは面白かった。師と思われるゲッチョ先生の「骨の学校」シリーズも全館読んだなぁ~

 

以前参加した、シャークジャーナリスト沼口麻子先生の、サメの顎の骨格標本作りでは、文具用のカッターで1m超のサメを手際よく解体した学生スタッフが、「子どもの頃から、こんなことやっていて自然にできるようになった・・」と語っていた。

そんな人たちが集う場なら、是非、参加してみたい・・(←そんなのばかりだ・・笑)

 

三重県総合博物館の外の通路の壁画・・?

 

同所の、足跡化石・・(レプリカか?)

この手の展示には、惹かれる。。

 

常設展の一部・・なぜか、毎回写真に撮ってしまう場所。。江戸時代の浮世絵だろうか・・?

 

最後に、そんな時代に、魚釣りは江戸で庶民に流行した・・というこちらの本。

実に面白かった。

魚釣りが流行った理由の一つとして紹介されていた、「ヤママユガの仲間の繭から作られた透明なテグス(釣り糸)の普及」には、自分でも作ってみたくなった(笑・・・その前に、生きているクスサンやヨナグニサンを一度見てみたいなぁ~)

 

以上、本日もご覧いただき、ありがとうございました。


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