流れのままに。

いろんなことを好きに語っております。

帰還。

2007-07-26 18:07:04 | Weblog
え~、何とか無事手術を終えて退院しましたので、再開します。
このブログってもう二ヶ月近く休止してたんだけど、実際入院したのは今月の6日だったのね。
じゃあ先月一ヶ月は何してたかというと≪自宅待機!!≫してました。
進行がんなのに一ヶ月も自宅待機って、けっこう凄いよね。

理由は簡単!
≪手術の順番待ち≫です。
まぁこのへんが地方医療の実態なんだろうな。
医者だって嫌だよね。
進行がんだって宣告されてる患者に向かって「一ヶ月先の手術になります」なんて告げるのは。
実際本当に申し訳なさそうな顔してたし。
執刀医は別の先生だったんだけどね。
結局胃の2/3を切りました。

執刀医=主治医ってことだけど、僕の場合(というかがんは皆そうだろうけど)切って終わりじゃなくて、今後少なくとも五年はお付き合いが続くことになる。
何も起こらなければね。
起こればもっと長くなるかも知れないし、ずっと短いかも知れない。
どういう意味かは判ると思うからあえて言わないけど。

僕の場合進行がんだし、更にはちよっとタチの悪いものらしくて、転移の可能性もあって今後は抗がん剤での治療になる。

つまりは『今後の方がずっと大変!』てことね。

副作用は人それぞれらしいけど、全く無いとは考えられないから覚悟はしてます。
ただ毛が抜けるなんてのはいいけど、吐き気なんかの直接的な苦痛は軽く済んで欲しいな正直。
それぞれ薬で軽減できると言われてもね、苦痛は苦痛でしょ。
でも僕の使う抗がん剤は新しいものらしくて、通院だけでいいらしい。
点滴じゃなくて飲み薬だと言ってました。
だからって副作用が軽いわけではないらしいけど。
そりゃがんをやっつけようってものだからね、風邪薬みたいに「ちょっと眠い」程度な訳は無い。
まぁ憂鬱だよね。

それにしても僕は入院する度に思うけど、看護師さんてほんとうにありがたい。
『白衣の天使』とはよく言ったものだと思う。
夜中でもボタン一つで飛んできてくれる安心感たら無いね。
彼女達は(男性もいるけど)その存在が既に医療だな。
仕事だけじゃ割り切れないよ、あの仕事は。

というわけで、再開したのでよろしくってことで!
なるべく更新するよう努力します。