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そもそも今回のがんが発覚するきっかけになったのは、言うまでも無く病院で受けた検査によるものだったんだけど、じゃあ何故病院へ行こうと思ったのかというと、それなりに思い当たる症状があったからです。
自覚症状としては
・味覚異常
・舌の一部に痛み
・食欲不振
・吐き気
・貧血
・下血
・疲れやすい
・胃に軽い痛み
そんなところでしょうか。
味覚異常というのは、甘みをほとんど感じなくなったと同時に、辛味(塩分も含めて)が強烈になったんですね。
以前は気にならなかった少量のスパイスでも、舌が痛いほどでした。
例えばコンビニのソース焼きそばなんか、痛くて食べられなくなってました。
まるで激辛料理のごとくです。
貧血については会社の健康診断でも指摘されてたんですけど、元来の病院嫌いなのとそれほどの自覚症状は無かったので無視してました。
「栄養が足りてないんだろう」くらいの感覚でしたね。
この時詳しい検査を受けていれば、もう少し早く発見できたと思いますが、その時点で既に早期ではなかったと思います。
ただ会社の健康診断も軽く考えない方がいいでしょうね。
再検査を進められたら素直に従った方が身の為です。
何も無ければそれでまた安心できるんだし。
下血についてはですね当初大腸がんを疑ってました。
ただ悪い事に、僕は慢性的にではないですが、お尻にトラブルを持ってまして、
早い話が(痔)ですが、出血してもそっちの可能性の方が僕の中では高かった。
でも実際がんが発覚する前に、二度ほどけっこうな量の出血があったのです。
トイレの底に溜まっている水が真っ赤になる位でした。
いずれも朝の排便時でしたが、それで胃ではなく大腸がんの可能性を疑っていたのは事実です。
そして大腸の検査を受けようかどうしようか迷っている間に、どんどん胃に自覚症状が現れだしたということです。
ただ、この出血が胃がんによるものなのかどうか、はっきりとした事は判っていません。
でも貧血が進んだ事と時期を考えると、まず間違いないと思います。
先生に訊けば、その可能性が高いと答えるでしょう。
胃の痛みについてはですね、鋭く刺すような痛みではなくて、胃をぐーっと押されているようなそんな感覚です。
それが不意に襲ってくるんですが、耐えるというほどの事は無かったですね。
なったことは無いですが、胃潰瘍って多分あんな感覚なんじゃないのかな?
違うかな?
あと胃の中で微弱な炭酸がしゅわしゅわと広がっているような感覚もありました。
とにかく明らかに胃に違和感があったということです。
これだけ自覚症状があればすでに早期でないことくらい想像つきますし、実際病院へ行こうと決めた時点でがんだろうという予感というよりは確信に近いものがありました。
それが却って宣告のショックを軽減してくれましたね。
胃がんと宣告された時も、ショックはほとんどありませんでしたから。
「ああ、やっぱり」という感覚でした。
すぐに訊いたのは「助かるのか、駄目なのか」でした。
特に男性には病院嫌いが多いですが、検査はしっかり定期的に受ける事をお勧めします。
特に40代に入ったら何かあると思った方がいい。
全く何も無いと言う人は多分ほとんどいないと思います。
ただその『何か』が命に関わるかどうかは、また別の話ですけど。