ランキング用です。
押してね
なんか去年の春に亡くなった看護師が、今になってやっと過労死認定されたって記事が出てたけど、遅いよね。
しかも勤務する病院内で倒れて亡くなったのにさ。
医者不足・看護師不足は慢性化して悪化の一途だけど、僕らが思ってるよりずっと労働環境は悪いらしい。
医者にアンケート取るとほぼ全員が、
『過酷な労働によって医療ミスを起こす確率は高い』
と回答するらしい。
実際小さな(生命に危険を及ぼすほどじゃない)ミスは、さほど珍しくもないらしいし。
しかしあれだね、緊急性が高いのは分かるけど、経済危機には何兆円というお金がすぐ動くのに、医療環境改善は遅々として進まないんだな。
厚労省は何やってるんだろ。
少子化担当大臣なんかどうでもいいから、
『医療担当大臣』を置くべきだな。
差し当たってするべきは産科・小児科減少問題と地域医療問題だけど、
産科については助産師を増やせば人的な不足は解消できる。
産科医より助産師を育成するべきだね。
ただ助産師として助産院を開業し活動して行くには産婦人科医と提携している必要があり(妊婦・胎児に異常が認められた、もしくは正常分娩が困難な場合は、産婦人科医に連絡し指示を仰ぐ等の処置をしなければならない)ので、
産婦人科医が減少している現状では、助産師の開業・活動にも支障を来している。
提携医師が見つからなければ開業できないもの。
でも人的問題が改善されて、過酷な労働を強いられなくなれば、徐々に産科医も戻るだろうと思うんだけど。
助産師が増えれば、受け持ち地域も狭まるから、より親身に対応できるだろうし、
そうすれば訴訟も減少していくと思うんだよね。
責任もその分分散されることになるし。
産科医に関してはもっと女性医師を育成したらどうなんだろ?
女性が相手なんだから。
患者さんだって安心だと思うんだけど。
もう大学入学時から産科医になりますって女性には、助成金を出してもいいんじゃない?
産科医限定免許があってもいいとさえ思う。
地域医療に関してはすでに地方の医科大学・医学部で実際始まってるんだけど、
『卒業後地域医療に従事すると意思表示する学生には、授業料を優遇します』
みたいな制度は各大学が独自に取り入れて、徐々に実践しつつある。
赴任地はもちろん大学がある地域でも、医師の手薄なところに限定されたりするんだけどね。
でも授業料はかなり優遇されてた印象がある。
僕はもう一歩進んで、
『地域医療従事者専門育成医科大学』
みたいなの造って、国から助成金出して授業料を通常の半額にするとかすればいいと思うんだけど。
卒業後は地域医療に従事しますって誓約書取って、もし違反すれば医師免許を剥奪するとか、助成分の授業料を国に返納させるとか、法律に明記して。
そうすると『改正研修医制度』で研修先の自由選択制度に反するけど、
そこはまた改正するなり、特約事項を追加するなりすればいい。
小児科医減少については、残念ながら良い案は浮かばないな。
逆に言うと、産科医と小児科医を確保して充実した小児医療を提供できれば、それはそのまま町おこしになると思う。
そんな時代になってしまったのが悲しいけどさ。
------------------------------------------------------
○胃癌の情報サイト
『胃がん.com』
------------------------------------------------------
ランキング用です。
押してね