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そろそろ次のこと。

2011-04-29 00:56:45 | Weblog

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福島第一原発の事故を受けて、世界中で原発開発にストップが掛かってる。

原発先進国のフランスでさえ、反対論が台頭してるんだけど

これは多分一時的なものじゃなくて

今後も原発の新規設置は難しくなっていくと思う。


そこで当然次世代発電システムの開発が重要になるんだけど

世界一の技術大国日本としては、この先のエネルギー市場をリードする絶好のタイミングだといえる。

災い転じて福と成すじゃないけれど、今回の悲劇をムダにしない最大の方法は

その悲劇を越える貢献をすることだよね。


それが国としての大きな利益になれば、願ってもない!

今現在発電システムとして稼働してるのは

原子力・水力・火力が3大発電システムだよね。

これが日本でも世界でも主流となって発電してる。


その他に研究・開発中のものを含めると

太陽光・風力・地熱・海洋・振動・天然ガスといろいろあるんだけど

太陽光や風力みたいに稼働してるものもあるけど

最大のネックは発電量が小さいこと。


住宅とか、限定された地域向けになら、現実的ではあるんだけど

現在の3大発電システムに代わるものにはなっていない。

重大事故の恐れがありながら、何故原子力が主流になっていったかというと

まさに発電量が大きかったから。


それと施設がコンパクトに収まるからというメリットもあった。

まあCO2排出量が少ないなんてのは、事実だけど

危険な部分を覆い隠すための言い訳だね。

エコブームを利用したきれいごとで、原発の正当性を認めさせようとした。


CO2なんかよりも遙かに危険なものを抱えてるんだから。

今までは、必要不可欠な電気を生み出すものとして

まあ、渋々ながらも容認していたんだよね。

電力会社の安全神話なんかも信じた振りをしながら。


今回事故が起って、国民も「ウソ付いたな!」って怒ってるけど

事故が起ればこうなるってことは、よっぽど頭の悪い奴じゃない限り

誰もが知ってることだったはず。

だから知らん振りしてた国民にも、責任の何分の一かはあるんじゃない?


自分たちに必要だからって、黙認してたんだから。

むしろ原発反対運動なんかしてる奴らに、白い目を向けたりしてたでしょ?

「電気無くなったら困るだろ!安全だって言ってるんだから、いいじゃねえか!」って。

「あいつら暇なんじゃねえの?]とまで言ってたかどうかは知らないけど。


あのね、人間が作り出した機械が、100%安全なんて事はあり得ないのよ。

更に”この世に壊れない機械もない!!”

もっと言えば”完璧と呼べるシステムも存在しない”のよ。

だって欠点だらけの人間が作ってるんだもの。


欠点だらけの人間が作って、チェックして、「完璧だ!」って言ったって

そんなものに説得力なんて全くないな。

だからこういう事故っていうのは、いつかは必ず起こるものだったんだね。

それが世界一安全と言われてた日本で起こったのが、まさに天の警告と言えなくもない。


そもそも原爆で悲劇を味わった唯一の被爆国としては

原発を否定するべきなのかも知れない。

天からは「そのために世界一の技術力と勤勉さを与えたじゃないか」って言われそう。

アメリカ製の原子炉なんて、原爆の技術が貢献してるのは間違いないんだし。


そろそろここいらで、新しい次世代大規模発電システムを開発するべきだな。

そうすれば日本が世界のエネルギー業界をリードできる。

それはつまり、今までみたいに、好きなこと言われなくて済むって事だよね。

日本ならそれが出来るはずなんだけどな。


大規模発電が難しいなら、むしろ小規模に振ったらどうだろう?

つまり住宅にしろ、会社にしろ、商業施設にしろ

そこで必要な電力は自分たちで賄うようにするってことね。

つまり小規模発電装置を建物ごとに設置するのよ。


まあ太陽光発電なんてのは、すでに実用化されてるけど。

そうすれば災害でいちいち停電しなくなるよね。

そこまで発達して、ようやく本当の完成したものになると思う。

そろそろ転換期に来てるのは事実だな。















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