流れのままに。

いろんなことを好きに語っております。

ふうん、そうなんだ。

2012-02-03 12:11:35 | Weblog

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今年は地上波でF1放送をしないらしいね。

まあBSもCS視聴設備を持たない僕は、ネットで結果を知るしかない。

ただ意外なことに、さほど落胆していない自分が居る。

「まあ、時代かな?」ってな感じ。


多分お世辞にも視聴率が良かったとは思えないし

それにしては放送権料が高額なはずだしね。

TV業界も例外なく不況の煽りを受けている事情を思えば

有料放送に特化しようという決定も仕方がない。


そもそも僕はフジTVの放送の仕方に長年疑問を持ってたし

いっそ観られなくなれば、諦めが付くのも早かったな。

遅い放送時間のこともそうなんだけど

とにかくやたらとCMが入るのには、怒りさえ覚えてたからね。


民放のCM露出のあり方は、とにかく視聴者の反感を買ってるんだけど

F1でもゴールが近付くにつれて間隔が短くなっていくんだね。

五分も放送しないでCM入ったりとか、節操がない。

一番酷いのはラスト5周で必ずCMが入ること!


あれは視聴者を馬鹿にしてるとしか思えなかった。

みんな翌日仕事なのに眠い目を擦りながら観てるんだけど

そんなことはお構いなしにCMの嵐だったからね。

僕はフジがとてもF1に愛着を持ってるとは思えなかったもの。


それとは別に昨今のF1のあり方にも疑問を持ってたしね。

機械的に追い抜きを増やそうなんて、もうショーでしかないもの。

タイヤの性能を意図的に落として演出しようともしてたしね。

あんなのスポーツでも何でもないな。


水泳で一時高速水着っていうのがもてはやされたけど

すぐに道具に頼る愚かさに気付いて禁止にしたでしょ?

本来スポーツっていうのは、そうあるべきなんだよね。

常に人間力が優先されるべきなのよ。


まあ車という機械の塊で行なう競技が、スポーツか?って議論はある。

確かにドライバーにアスリートって言葉はしっくりこないし。

でもね、少なくとも僕が好きになった頃のF1は

もっとドライバーの腕が物を言う世界だった。


ドライバーで言うとマリオ・アンドレッティ、ニキ・ラウダ

ジェームス・ハント、ジョディ・シェクター、ジル・ヴィルヌーブ

・・・・・・・まあそんな時代。

今よりもっとドライバーは尊敬されてたな。


少なくとも同じ人間が独走して勝ってしまうなんてことは無かった。

トップを走る車がほとんど放送に載ってこない中継って

どう考えたっておかしいんだよね。

今のF1中継は、下位だろうとバトル優先で放送してるからね。


それがそのまま今のF1界の異常さを現している。

だからS・ベッテルがどんなに勝とうと、凄いとは思わない。

車のおかげだとどうしても思ってしまうから。

もちろん優れたドライバーなんだろうけど。


思うにF1界に於いてバーニー・エクレストンの果たした功績は大きいんだけど

ちょっと金儲けに走りすぎたきらいはあるね。

確かに現在のF1の隆盛は彼が作り上げたものなんだけど

あまりにも興行としての成功に執着しすぎた。


まあ今はオリンピックでも同じような批判はあるけどね。

大金が動くから、仕方ないと言えばそうなんだろうけど

それが本来の面白さを無くしてしまったのは事実だろうね。

挙げ句の果てにレースを演出しようなんて、本末転倒も甚だしい。


面白いレースを見せたいなら、メカニカルな部分をそぎ落とせばいい。

今のF1はあまりにメカに頼りすぎているんだな。

もっとシンプルにして、ドライバーの腕に任すべきだね。

そうすれば自然とバトルは生まれるよ。


僕は自分がF1に興味を失いつつあることに、驚いてるけど。

あんなに好きだったのにな。


















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