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玉川温泉で起きた雪崩事故は
温泉好きの日本人なら、誰でも被害に遭う可能性を見せたんだけど
ここがガン湯治で有名だったということに、心が痛んだね。
何もガンで苦しんでる人をねぇ・・・・・
ガンを治そうと藁にもすがる気持ちで湯治に来ていただろうに
その思いを打ち砕くってのは、神様も罪作りだな。
もちろん温泉でガンが治るものでもないだろうけど
前向きに何かをすることが、ガン治療には大事なんだよね。
気持ちの問題だから。
それで少しでも良くなったような気がすれば、それは有効なんだな。
結局病気なんてのは気の持ちようで変わってくるからね。
そういう意味では、とても意義のある湯治場だったといえる。
実際治るかどうかなんて、さほど重要じゃないのよ。
現代人が温泉でガンが治るなんて、思ってないだろうしね。
ただ気持ちの良い思いをして、ガンに効くと思うことで
精神的に安らぎを覚えるなら、存在価値は大きいと思う。
まあガンを商売の道具にしてるといえばそうなんだろうけど
僕は特に悪質な商法だとは思わないし
そもそも温泉側発信じゃないだろうしね。
過去に実際ここで岩盤浴をして、良くなった人がいるんだろうな。
それが偶然であれ何であれ、心の拠り所を提供する意味は大きい。
それほどガン患者ってのは、精神的に苦しい思いを抱えてるのよ。
それが温泉で癒されるなら、それでいいと僕は思う。
ガンが治るとは言ってないし。
マスコミは安全対策がどうのって報道してるけど
現実問題として、それは無理だって。
表層雪崩のエネルギーを考えると、なまなかな防護壁じゃ意味無いし
景観を損なうのは山間の温泉場としての売りを失うしね。
じゃあ安全を軽視して良いのか!って意見もあるだろうけど
実際今まであそこで雪崩事故は起こってなかった訳でしょ?
なのに何千万か何億か掛けて安全対策をしようとは、思わないよ。
そんなこと言ったら雪国にある山間の温泉地は、どこも対策しなきゃならない。
せっかく自然満載の温泉地に行ったのに
目の前にコンクリートの防護壁があるような所へ、行こうと思う?
思わないでしょ?
温泉は景観も含めて意味があるんだから。
ただね、雪崩が起こるかも知れないと、予測することはできたかな?
一応従業員によって注意喚起はしていたらしいけどね。
「気をつけて下さい」と言っても、実際雪崩が起これば逃げ切れないな。
特に表層雪崩は新幹線並のスピードと言われてるからね。
危険があれば岩盤浴は中止するべきなんだろうけど
今は最高の寒気が入ってる時期だし、なかなか雪崩が起こるとは考えにくい。
もっと暖かくなってくれば、雪崩の可能性も見えてくるだろうけど。
まさに災害は思わぬところでやって来るものだね。
阪神淡路大震災も、東日本大震災も、新潟県沖地震もね。
そう考えると、常に囁かれている首都直下地震は来ない可能性が高い。
来る来ると言われて実際来た大地震なんて、記憶にないもの。
東日本大震災に関しては予測していた学者も居たらしいけど
津波被害であれほどの被害が出ることまでは、予測していなかった。
つまり天災ってのは、人の予測なんて簡単に凌駕してしまうってことだね。
研究者って世界中にいるけど、科学としてはまだまだ未熟なんだな。
自然は人間が思ってる何万倍も凄いんだね。
なんか今回の雪崩事故は、ガンを経験した者として切なくなる。
ガンを治すために湯治に行って、雪崩で亡くなってしまうなんて
どういう運命なんだと思ってしまうね。
人の運命なんて不思議なものだよね。
津波を生き延びたのに事故で亡くなったりするニュースを見ると
本当にそう思う。
じゃああの時生き延びたのは何だったんだ?と思うよね。
人の人生なんて、まさに一寸先は闇だな。
マスコミも責任問題を声高に論じるような
安易な報道に走らない方が良いね。
それより今後この玉川温泉がどう存続するべきかを
論じた方がよっぽど有意義だよね。

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