ゴルフタイムスの世界   Eagle Eye

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Hero World challenge 英樹の優勝とタイガーの復活予見 畑岡の合格など

2016-12-05 | 危うい日本のゴルフの世界

Hero World Challenge  松山英樹  優勝

                              

英樹が安定力抜群で他のノータブルを退けて、優勝、ヘンリクステンソン、肉薄するも、余裕をもって英樹の逃げ切り

英樹強し、と外国メデイアをうならせたバハマの大会であった。英樹が優勝しても、誰もあまり騒がしくなることは、ないほど、いつ優勝してもおかしくない貫禄さえつき始めた。WGC HSBCですこぶる顕著な勝ち方をした英樹を、トリップアイゼンハワーやブランデルシャンブリーあたりが、頂点に向かって、走る力は、タイガーを彷彿とさせっルとまで言い切った。日本の選手から見ると、英樹は、遠い、遠いところの選手で手が届くような気持にはなれないだろう。明らかに、大リーガーと日本の選手との違いのように、迫力が全く違う。だから、81回マスターズの優勝候補の筆頭は、もちろん英樹になる。勝ってもおかしくない、驚かない選手に成長したのだ。タイガーのマスターズ優勝が、1997年まだ、英樹は4歳だ。なんと表現すれば読者は納得するのだろう。スピースもそうだ。アメリカを牽引する若武者で筆頭のスピースと同年齢の二人、これからながい戦いが待っている。記者は、勇んで4月には、オーガスタに入る。歴史的瞬間を見逃さないためにだ。4勝すれば、10勝は近い。10勝すれば、20勝が見える。目がさえる。

英樹の優勝はびっくり仰天のニュースではないから、タイガーの復活なるか、を論じる。実は、この大会は、タイガーの剣が峰の声に尽きる。タイガーは、復活した。4日間を充実したゴルフを展開した肉体的強靭さを備えていた。

ブランデンシャンブリーは言う。まだ、ドライヴァーのスイングができていない。ヘッドスピードは54くらいだろう、しかし、それをヘッドが追い抜いているようでは、ターゲットを狙えない。と。また、ショートゲームの感覚が戻っていない。

グリーンから打ったピッチショットで、バンスを使えなかったのは、問題だ。歯からいっているので、グリーンの芝が傷がついた。と。時間が必要だとも。しかし、来年のマスターズには、磨ぎすましたテクニックで臨むはず、と。また、スピースやほかの選手が、タイガーの頂きまで、テクニックが達していないと。レベルがかなり乖離している、とも。

さすが、名プレヤーでないと、解釈できない解説に、記者もただうなずくだけだ。

さて、タイガー待望論が400日以上も待ち続けられたわけだが、このフィールドの生還したタイガーは、まだ40歳、最低ニクラス46歳、1986年のマスターズ制覇まで6年ある。100勝へ向かっていく。タイガーは、そういう男

だ。人に言われぬ人間の葛藤があったと思う。乗り越えたか?顔ににじみ出ている。大人の顔だ。

女子では、畑岡が14位で合格。4日目、5日目は、疲れが出たのであろう。同情はしない。宮里藍は、圧倒的スコアで、トップになったが、条件はおな時だったはずだ。だから、高い評価はしない。スター誕生なるかどうか、こん後の歩き方だ。

いよいよ、タイガーが、起き上がれば、ゴルフ界が面白くなる。頑張れ!!タイガー。

 

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