ゴルフタイムスの世界   Eagle Eye

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日ロ首脳会談に思う。それでいいのか? 第2章 安倍とプーチンの今後

2016-12-22 | 日本時事新聞社

日ロ家庭会談、温泉とグルメで、5時間も話したという。

今、アメリカ、EU諸国の制裁がロシアに課されている。アメリカは、もっと厳しく制裁を決めた。EU諸国も、引き下がる用意もない。シリアで代理戦争続行中である。ISは、代理戦争の主人公を敵とみなし、トルコでは、ロシア大使が射殺された。ガードマンに見えた背広姿の人間が、背後から撃った。ロシアとトルコは、ISの仕業と共同歩調の調査をして、事なきをえている。怪しい限りだ。問題は、日本だ。平和条約を基本に4島の自由出入りを互いに認めようと躍起だ。ヨーロッパの有力国をはじめとして、ロシアのウクライナの侵攻を非難し、経済制裁も続行中である。アメリかも、ロシアに対する制裁を加重して現在に当たる。

つまり、有力国が、ロシア制裁を強制しているときに、日本も西側の一員のようなふりをして制裁をしたはずだ。しかし、そういう国際事情の中で、ロシアと平和条約を急ぐ必要があったのか、である。プーチンの政敵、ホドロフスキーを10年も牢獄にいれて、野党の党首が暗殺されるような、民主主義の全容を覆すような初歩的な国家に、果たして、日本は、平和条約を約束させえるのかどうか、国民のコンセンサスは、熟しているのかどうか、もう一度、考えてみる必要がありはしないか。プーチンは、あと4年、持つのか、どうか、その後は、どうなるのか、日本の外交調査会はそこまで踏み込んでいるか、どうか。安倍の気持ちは、わからぬではないが、4島に出入りするだけで、満足するのか。ヨーロッパEU諸国が、ロシアに経済制裁をする中、日本は、経済中心に、ロシアと共同歩調をとることができるか。

記者には、二律背反のような、後ろめたさを感じるのは、間違っているだろうか。

 

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