ロシアに期待できるのか?
よくよく考えてみよう。日米安保をのどに刺さった魚の骨のように考えているロシア、北方領土は、戦争の血潮で獲得したもの、平和条約を歌いもんくに、島を返せ、というのは、いかがなものかと、プーチンは本音をさらけ出して、平和条約など急ぐ気持ちはないと吐露した。
考えてみれば、4島を返還して、アメリカの軍事施設を造られては、ロシアは、アジアへ出ていく出口が抑えられると、アジア政策は、うまくいかないばかりか、アメリカに対するキューバがソ連と友好条約を盾に、ロシアのミサイルなどを設置しようとして、第3次世界大戦の一歩手前で、ケネデイの剛腕で、時のフルシチョフを黙らせたけ事件と、今度は逆にロシアがその羽目になりかねないと解釈しているのである。
どんな密約が交わされたか、NHKも深みがなかったが、前途多難と集約している。経済人たちは、ロシアと今日共同歩調で、両国関係は円円滑になると、はしゃいで、にぎわっている。まだ、日本時事新聞社も、分析が正しいかどうか別として、用心にこしたことはないと思料する。