プロの存在感は、賞金額によるランキング
男子は、いま、ISPSマッチプレー、最高額優勝5200万円を目指して余念がない。1.2回戦があり、決勝3,4回戦は9月だ。国際感覚の乏しい日本のゴルフ界に、ISPSが喝をいれ、海外に目を開かせたのは、すこぶる評価は高い。谷原秀人は、ヨーロッパに遠征し、徐々にその雰囲気に慣れてきたようだ。ISPSのロゴが、秀人もカブレラベロもしっり目立って頼もしい。さて、今日は、女子の世界を振りかえりながら、盛夏の汗だくの中、方便を述べようか。
数年になるが、賞金女王のトップランクにつけていく選手を3人掲げた。一人は比嘉真美子、そして
渡邊彩香、3番目は、藤田光里 であった。それぞれが、行きつかず、目標に届かないので、不思議でしようがない窮屈な思いを重ねた。3人は、ともにパワーあり、欧米でもパワー時代に入り、パワーがないと賞金王になれない様になった。比嘉は、どん底を経験し、不死鳥のように蘇った。もともと、日本アマタイトルをとるなど、有望視され過ぎた結果であったかもしれない。まず、鈴木愛といい勝負してるが、比嘉に一目有利さがあると記者は考えている。それにしても、渡辺の停滞は、予想外で信じられない。小技の切れがないのが、彼女の欠点である。性格の良さも、裏目に出る時がある。やはり、大試合でLexi
トムソンに競り負けしたのが、今だに尾を引いているのか。彩香は、徹底したショートゲームを習得すべきである。ショートゲームオンリーのコーチをつけてはどうか。さて、光里だ。天性を持ったゴルフプロであり、期待が弾んだのは、間違いない。どうした現在の停滞は、キャデイ事件から、足を引っ張ているのか、賞金女王には、ほど遠い存在になっている。どうだ、海外でも遠征してみたら、自分を根底から、プロとしての存在感を試してみたら、剣が峰になるが、雲を抜け出すには、特別な処方箋が必要だ。
3人の卓越した力をゴルフプロとして発揮してもらいたい。比嘉真美子が、賞金女王に大手を掛けていくならば、どん底から這いあがった不屈の精神が称えられよう。
真夏の夢は、老記者を熱中症から救ってくれる。