67,587.9km
どうにも気になって、夜中の住宅街でエンジンをかけては切り、かけては切りして点火タイミングの確認を始めてしまった。
エンジンの始動性はやたらと良い。セルを一瞬回すだけですぐ始動。キャブレターメンテナンスの賜物か。
タイミングライトでも点火タイミング確認。タイミングライトの電池が弱っているせいもあるのか、ちょっと見づらい。
マグネットピックアップディスクでも確認・調整してみた。
少し遅らせたり、早めたりして、その度にエンジンをかけて軽く吹かしてみたりするが、あんまり違いが分からず。
原点に戻り、デジタルイグニッションの説明書を確認。
1.左シリンダーをTDCポジション(圧縮上死点)にする。
2.Sマークマグネットがセンサーに近づくまで回転方向にディスクを回す(どちらのマグネットでもよい)。
3.イグニッションスイッチをONにする。
4.引き続きディスクを回す。Sマークが通り過ぎる際にセンサー近くのLEDが点灯する。
5.Nマークまでゆっくりとディスクを回していくとLEDが消える(ここでプラグがスパークすることを確認済み)。ディスクが正しい位置にあるので、固定ねじを締める。
今まで何度も確認し、この通りにしていたのだが、よくよく考えてみると、これだと圧縮上死点で点火スパークが飛ぶことになる。
サービスマニュアルの点火時期調整のところを見返してみると、上死点前10°/1200rpm。ということは、これでは点火時期が遅すぎることになるのでは?と思いつく。
上死点前10°というのは、LFマークということ…で間違いないよな?
ということで、クランクを回しLFマークに合わせたところでディスクのNマークがセンサー上に来るように(スパークするように)してみた。
エンジンをかけてみたところ、とりあえず問題はなさそう。
このセッティングで、こんどテストランしてみることにする。
でもやっぱり左シリンダーが温まるのが遅いのは変わらず。再度キャブを見てみるべきか?
左キャブのフロートをスペアに交換、スロージェットを元のやつ(サイドに穴の無いやつ)に戻す、メインジェットとジェットニードル・ニードルジェットの状態確認、このあたりをやるかどうか。
というのも、ここにきて、2年前に業者にやってもらったキャブレターオーバーホールでどこまでやってくれているのか疑問を感じだしたから。
オーバーホールから返ってきた時に、もっとじっくりチェックしておけばよかったな。