いつもように仕事帰りに立ち寄った本屋さん。
音楽コーナーに目をやると、何やら派手な表紙が目に付いた。
日本では珍しいペーパーバック・サイズである。
中身に目をやると、内容はやや難しそうだ。
『ローランド・カーク伝 溢れ出る涙』の訳者、林建紀氏の著作になる『週間ラサーン』を今日一日読み続けた。
BGMは、やっぱりカーク・ミュージック。
『Left&Right』、『Rahsaan Rahsaan』、『Prepare Thyself To Deal With A Miracle』、『Other Folks Music』の4セット・アルバム(32Jazz)をかけた。
カークに関心を持ったのは、ジャズ喫茶四谷いーぐる店主後藤雅洋氏の著書によるものである。
『ヴォランティアード・スレイヴリー』は当時、廃盤。
中古店巡りを続けても、巡りあうことはなかった。
ブラック・ミュージックの一つとして聴いてみては、いかがでしょう。