’71年8月、岐阜県中津川で第3回全日本フォーク・ジャンボリーが開催された。
この年の秋には「実況録音盤」が発売されている。
この年の春に自宅が新築され、同じ町内で転居をした。
自宅の燐家に同級生がいた。
彼とは同じクラブ活動をしていたので、この年の冬か翌年に遊びに行った。
彼の兄が所有していたのが、キング・レコードが発売した『’71年 全日本フォークジャンボリー 出逢いの記録』(2枚組)である。
ここで聞いた「赤色エレジー」(あがた森魚)、「自転車にのって」(高田渡)、「かみしばい」(岩井宏)、「面影橋から」(小室等と六文銭)、そして、よしだたくろうの「人間なんて」は、これまた衝撃であった。特に、渡氏の唄の前の、たくろうと御大のやり取り、それに続く渡氏のコメントが印象的であった。
さらに、同級生はこんなのも面白いといって、『泉谷しげる登場』を聞かせてくれた。
一曲目の「白雪姫の毒リンゴ」から熱い唄を聴いた。
この時点で、完全にノック・アウト。
フォーク・ソングの虜となった。
笑!!!