先週、左のペダルを縁石にぶつけて反射板を壊してしまいました。その場はそれで済ん
だのですが、しばらくすると右のペダルから異音が出始めました。なぜなのか?ともかく
グリースを注入してみましたが音は消えず、予備のペダル(一山1000円で落札したパーツ)
に付け替えてみましたが、それでも音は消えませんでした。
となれば、考えられることは一つでボトムブラケットの異常です。以前散々手こずった
こともありベアリングのハウジングが千切れて音を出している事は容易に想像できました。
とは言え連日の猛暑でクランク周りの完全分解は難儀な作業です。
幸い、以前の修理で使っていなかったベアリングが一個あったので、部品や工具の問題
はありません。あとは時間の問題です。夕方になるのを待って分解を始め、2時間程度で
修理を終えました。
ボトムブラケット内の横穴
はたせるかな、右のベアリングのハウジングは3つに千切れていてボールがグリースに
まみれて出てきました・・・数えてみると12個もあります。ボールの数は9個のはずで
すが・・・。どうやら余分な3個は前回の修理の時、ボトムブラケットの横穴にグリース
と共に入り込んでいた物のようです。今回の破損とは無関係ですが、なんとも奇妙なお話
ですね。
ウレアグリースで塗り固めて再組立て
しかし、縁石にぶつけたくらいでベアリングを壊してしまうのは、力の加わり方に異常
があったからではないかと考えられました。固着して外れなかった右ワンが予想外に削れ
ていて、変な当たり方をしてるのかもしれません。
今の僕の能力では外して交換することができないので、なんとか方法を見つけたいもの
ですが。
修理自体はうまくいって以前の無音の走りに戻りました。秋になって気候が落ち着いた
ら、サスペンションのヒンジの修理をしてみようと思っています。