工房 十一椿(toi tsubaki)

久留米絣や 大島紬など 着物を使って洋服やバッグなどの製作・販売を行っています。

方言

2012年04月16日 | 日記
洋裁教室には

いろんな出身地の方がいらっしゃいます。


大阪・宮崎・お隣り佐賀や 長崎北部 平戸・・などなど。




先日 方言の話になり


生徒さんの一人が


「平戸(佐世保市の隣り平戸市)から出てきたばかりの頃

佐世保の方言が全く分からなかった・・・」っと





同じ県内(佐世保と長崎市)でもイントネーションが違いますが

そんなに違うの?っと聞いてみると


平戸市内では

(鎖国時代 南蛮貿易が許された街・歴史の教科書に出てくるあの平戸です)


ほぼ 全ての語尾が



「・・・・くんなり。」

(車に乗せてくんなり。=車に乗せてください。)




っと言うそうで

更にそれが 敬語になると




「・・・くんにゃり。




っとなるそうな・・



(なぜ・・なまる・・・?)




平戸市は 

平戸藩の殿様が住んでいた城下町。




知られざる風習など いろいろ残っているようで

いつも その生徒さんの話に

「へぇ~!」っと

驚かされてばかりです。




やはり 殿様と 方言「・・なり」とは 関係があるのかな?







それにしても




「・・・なり。」




の語尾に 

某アニメキャラクター

ちょんまげのコロ助を連想するのは・・

わたしだけではないはず


小さな子供が


「遊んでくんなり~っ!」


なんて言ってきたら

大人は どんなに忙しくても

ついつい 相手をしてしまいそうですね




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