工房 十一椿(toi tsubaki)

久留米絣や 大島紬など 着物を使って洋服やバッグなどの製作・販売を行っています。

手作りの香呂

2011年09月26日 | 日記
先日

お世話になっているYさんから

“香呂”を

いただきました。



ここ長崎県・佐世保市は 

有田焼で有名な 佐賀県・有田町と隣接していることもあり

陶芸が 盛んです。



近辺の町は

有田焼 以外にも

波佐見焼・三川内焼・伊万里焼などの

様々な焼き物があり

窯元さんによっては

自宅で

陶芸教室をされている方もいらっしゃいます。



そして

Yさんが 陶芸教室で作った

手作りの香呂






かわいい


側面には ブドウの模様





香を垂らす受け皿にも






ブドウの絵












中で 蝋燭をたき

受け皿に垂らした 香りの液を楽しむ

秋の夜長にぴったりの香呂






ですが・・

もったいなくて

まだ

蝋燭をつけれません









しばらくは

木の実をのっけて

見て

楽しみたいと思います










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かくれんぼ・・

2011年09月23日 | 日記
一見

何もない普通の垣根

(裏のお宅の垣根ですが・・・





どこかに・・だれかが・・??










かくれんぼ・・・










いた!
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お彼岸の意味

2011年09月22日 | 日記
今度の祝日・秋分の日は

お彼岸



不思議なものですね

誰が教えるわけでもなく

必ず この時期

花を咲かせる







彼岸花






昨日は

お彼岸のお寺参りに行ってきました










子供のころから

なぜか お経の後の説法が好きで

(昔から ちょっと変わった子どもだったのかも・・


この日も

楽しいお話に大笑い??





お話しは

彼岸(悟り・まことの世界)⇔此岸(悩み・思い通りにならない世界)



を 分かりやすく、ところどころ笑いも含めて

楽しく解説してくださいました。




彼岸は 彼方の岸・・あの世のことで

此岸(しがん)は この世・今 生きてる世界のこと


この此岸を インドでは 

サハーといい 

漢字では “娑婆(しゃば)”と書く


(極道モノの映画でよく聞くような・・



などなど・・言葉の意味から詳しく解説してくださいました。








「暑さ寒さも 彼岸まで・・」

とよく聞きますが

私は この春分・秋分の日を境に季節が変わるから・・??っと

思っていたのですが


暑さ・寒さなどを この世の苦しみに例え



「それも 彼岸(悟りの世界)に辿り付くまで・・」



とのこと・・

・・なるほど

・・・・妙に 納得してしまいました





この世は 悩み・苦しみ・厳しい現実の世界

日々の暑さ・寒さと同じように

それは 避けては通れない道ならば

彼岸まで

がんばるしかないのかな・・・












裏の畑にコスモスが咲いてました





花も昨日の嵐に打ち勝ち

今日も 

キレイな花を咲かせています




命の長さは違うけど

花だって

その短い命の中でいろんな環境を乗り越え

生きているなら



私も

雨の日も 晴れの日も 嵐の日も

日々を こなしていくしかない・・のかな




コスモスの花を眺めながら




私は どの辺・・なのだろう・・??

まだまだ

下草の間をユラユラ揺れているこの辺か・・?


それとも

しっかり 大地に根をはったこの辺か・・??


風に吹かれても

信念ぶれずに

背筋を伸ばした・・この辺で







ありたい・・


そんなことを考えた

彼岸の一日でした
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台風の恐怖

2011年09月20日 | 日記
今日も一日

台風の影響のため

すごい

突風が吹き荒れています



台風の進路を見ると

ここ長崎は

完全に台風の粋から外れていますが

風の強さは

増す一方・・・


家を揺らさんばかりの強風が吹き荒れています・・





空も











上は 青空

その下を

真っ黒い煙のような雲が

ものすごい勢いで

流れていきます。




ここ長崎でこの状況・・・

台風圏域の方々は

どんなに怖い思いをされているかと

心配になります・・・。
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糸きりハサミ 用~意!

2011年09月20日 | 日記
昨日は

台風の影響で

ここ長崎県内も

大荒れのお天気でした。


雨は降っていないのですが

突風が吹き荒れ

外に出ると

吹き飛ばされそうな状況です・・




・・というわけで

こんな日は

じっくり 腰を据えてやるお仕事




以前からやろうやろう・・と思いつつ

先延ばしになっていた

お着物を解くことにしました。









私が通った学校は 洋裁(製図中心)専門だったのですが

友人の学校(洋裁学校にも関わらず)では

和裁の授業もあったそうで

進級テストが 浴衣制作だったらしく

友人曰く

泣きながら 浴衣を縫った・・・

と言っていたのを


一針一針丁寧に縫われたお着物を解きながら

思い出してしまいました




洋裁は

ほぼ ミシンを使いますが

お着物は全て手縫い


解くごとに

その手仕事の細やかさに脱帽・・・です













解く度に

仕立てた方のこだわりが見え






襟芯に ちょっとおしゃれな柄物が使われていたり








裾裏に 共布があしらってあったり










その生地の風合い・特徴を考慮して

仕立て方や裏・芯を変えたり 

表からは全く見えない部分(裾芯や襟芯など)への

ちょっとした遊び心が

見え隠れしたり

お仕立てをされた方の個性がところどころ現れていて



解きながら


「・・この方 すごいベテランさんかも・・」

「この色あわせ すごいお洒落・・」


などなど いろんな想像を膨らませてしまいました。







時間も忘れ せっせと糸をといていたら

気付くと

三枚のお着物を解いていました。









さぁ

お天気になったら

一気にお洗濯



楽しみが一気に増えそうです


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