十勝の活性化を考える会

     
 勉強会や講演会を開催し十勝の歴史及び現状などを学ぶことを通じて十勝の課題とその解決策を議論しましょう

萎縮する表現の自由

2019-12-03 05:00:00 | 投稿

川崎市で開催中の「しんゆり映画祭」で、共催していた川崎市の圧力を受けて、一度は上映中止になったドキュメンタリー映画「主戦場」が、市民や映画関係者の批判を受けて、最終日の114日に上映されることが決まったとテレビが報じていた。愛知県で開催された「あいちトリエンナーレ2019(表現の不自由展)」でも同様のことがあった。

戦前は治安維持法等で言論の取締りを受けたが、今は表現の自由が委縮してきているのではないだろうか。私も先日、ある会合で表現の自由が奪われた思いがした。

表現の自由は、憲法で定められた基本的人権のひとつであり、少数者の意見であってもその意見を聴き、議論していくべきである。なお、人は自由や権利を求めるのも良いが、一方で義務や責任を果たさなければいけないと思う。

また、世の中には様々な「いじめ」があるが、多くの場合、多数者や権力を持つ者が、少数者や弱者をいじめる場合が多い。例えば先日、兵庫県で起こった教師達による「いじめ」もこれに該当すると思う。

「十勝の活性化を考える会」会員

 

注) 表現の自由

表現の自由とは、すべての見解を検閲されたり規制されることもなく表明する権利。外部に向かって思想意見・主張・感情などを表現したり、発表する自由個人におけるそうした自由だけでなく、報道出版放送映画の(組織による)自由などを含む。

  十勝の活性化を考える会」会員募集