同じ町内会の三人は、午後五時ごろから玄関で会議を開きます。議題は、十勝の歴史や地理など様々で、飲みニュケーションになることもあります。最近、町内会の加入率が低いそうですが、私たちの町内会は十八世帯の小規模且つ八割の加入率です。
三人とも歳が同じくらいで、その一人が大阪で三十年間にわたり寿司職人をやっていましたので京都にも土地勘があり、楽しい時間を過ごします。私も三十年前に京都府八幡市に住み、電車で「くずは駅」から大阪支店に通勤していました。
しかし、京都の「大文字焼き」が正しい表現ではなく、正しくは「五山送り火」であるということをその人から教わりました。今度は、寿司の美味しい握り方を教わろうと思っています。
また、三人で「本別町歴史民俗資料館」に行き、館長より十勝で最も死亡した「本別空襲」や「軍馬」のことを説明して頂きました。馬は戦争に連れていかれる時、二度と帰ってくることが出来ないことを悟って涙を流すそうです。馬には、何も責任がないのに・・・・。
「十勝の活性化を考える会」会員
注)五山送り火
大文字(如意ヶ岳)
松ヶ崎妙法『妙』
松ヶ崎妙法『法』
左大文字
舟形万灯籠
五山送り火は、毎年8月16日に京都府京都市左京区にある如意ヶ嶽(大文字山)などで行われるかがり火。宗教・歴史的な背景から「大文字の送り火」と呼ばれることがある。
京の夏の夜空を焦がす京都の名物行事・伝統行事。葵祭・祇園祭・時代祭とともに京都四大行事の一つとされる。
毎年8月16日に
- 「大文字」(京都市左京区浄土寺・如意ヶ嶽(大文字山)。20時00分点火)
- 「松ケ崎妙法」(京都市左京区松ヶ崎・西山及び東山。20時05分点火)
- 「船形万灯籠」(京都市北区西賀茂・船山。20時10分点火)
- 「左大文字」(京都市北区大北山・大文字山。20時15分点火)
- 「鳥居形松明」(京都市右京区嵯峨鳥居本・曼荼羅山。20時20分点火)
以上の五山で炎が上がり、お精霊(しょらい)さんと呼ばれる死者の霊をあの世へ送り届けるとされる。
(出典: 『ウィキペディア(Wikipedia)』より抜粋)