十勝の活性化を考える会

     
 勉強会や講演会を開催し十勝の歴史及び現状などを学ぶことを通じて十勝の課題とその解決策を議論しましょう

詩:おかあさんの詩

2019-12-12 05:00:00 | 投稿


 五月晴れ  

母さんは子供になった
少しだけおとなのままの
子供になった
右手さんが動かない
右足さんも動かない
それでも
ベッドの上で
トントン歩く
歩けるつもりで
横丁を曲がり
ガラス戸を開け
家中歩き回り
思い出を背負ってくる
さっきのことは忘れても
昔のことはまっさらで
ひとつふたつと
つまみ出す
そして
笑顔 絶やさず
愚痴言わず
母さんはまっすぐ生きる
生きていてくれる
右手さんがうごかなくても
右足さんがうごかなくても
母さんは母さんで
いたわりや
やさしさを
パラリパラリと
投げてくる  
  牧 眞紀子  (京都府 47歳)

 


かあちゃん

かあちゃんが残業でおそい
さびしくて さびしくて
いつの間にかねむってしまった
夜の八時に目がさめたら
あったかいごはんと
かあちゃんがいた

残業一回 五百円
一週間続けて 三千円もらった

かあちゃんの残業三千円が
ぼくのバスケットシューズになった

面と向かって
「かあちゃんありがとう」って言えなかった
かわりにだまって
おかあちゃんと並んでいもほりをした
   十和田市立北園小4年  澤口 義人


サトウハチロー記念 「おかあさんの詩」全国コンクール実行委員会「編」
                佼成出版社


先日親戚の不幸が有り宇都宮に行ったときのことです。
羽田からリムジンバスで約2時間
同乗バスの中で北海道旅行をされ、宇都宮に帰る姉妹にお逢いしました。
「悠久の丘に行くには東武宇都宮駅西口か、JR宇都宮駅 どちらで下車したら近いですか」の問いに「そちらなら 鹿沼IC入口が近い…。私たちも下車します。
夫が迎えに来てくれるので良ければお送りします」言っていただき玄関口までおくっていただきました。
あのときはご親切にありがとうございます。
おかげで席に間に合い、温かな気持ちのままです。   会員C


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