§
新型コロナウイルスの爆発的感染により、すべての人たちが苦しい状況にいます。しかし、とりわけ弱い立場の者へ、そのしわ寄せが押し寄せています。派遣切りに会い勤め先の寮を追い出された人たちや、ネットカフェの休業により、住居を持たずその日暮らしをしていた人たちが追いだされ、まさに「路頭に迷う」状態です。その数４０００人。東京都は対策と称して、ホテルを借り上げて提供すると言っていましたが、実際居場所を失った人たちが福祉事務所などに相談すると「貧困ビジネス」として批判されてきた環境の悪い相部屋の宿泊所に入るよう案内される事態が起きているのが現状です。
今回ご紹介するTwitter広山直美さんは、何年も前から山谷で野宿者の炊き出し支援にかかわってきました。自身も病気を抱え、職業もフリーライターという不安定な環境でも、山谷の現状を発信し続けてきました。
ここ数年、東京五輪のため、相次いで公園が閉鎖され野宿者が追い出され、炊き出しに集まってきていました。ここにきて、コロナウイルスという惨禍に襲われ、衛生管理のため炊き出しを今まで通りの方法では続けられなくなり、一食づつ包装して配らなければならず、ますます過酷な状況に追い込まれています。そのようななか、「路上の命を繋ぐ為の行動」として、渋谷区と連日交渉を行っている状況を、悲痛な叫びとして発信しています。
全国の皆様に、このような現場があることを広山直美さんのTwitterを通して、まず知っていただきたいと思います。
§
「十勝の活性化を考える会」会員 Ｋ
関連情報
※もしアベノマスクが届いたら捨てようかと思っている方は
下記で必要としている方がいますのでご覧ください