先日、十勝プラザで「訪日観光客の心をつかむこれからのインバウンド対策」と題する講演を聞いてきました。
その際、講師は「観光政策を考える際は、マーケテング手法のひとつである“SWOT分析”が有効」言っていました。
SWOT分析とは、経営戦略等を検討するための一つの分析手法で、自社などの内部環境と外部環境の現状をプラス面とマイナス面の両面から分析するものです。
なお、SWOT分析のSWOTとは、これら4つの頭文字を取ったもので、十勝の活性化を考える場合もSWOT分析が有効と思うので、参考までに自分なりに考えてみました。是非、皆さんも自分の“まち”について考えてみてください。
<強み>
・十勝の主要産業である農業の競争力が相応にあること
・「十勝ブランド」が確立しつつあること
・お菓子や豚丼等が有名なこと
・北海道らしい自然が残されていること
・帯広市と十勝の町村の関係が比較的良好と思われること
・開拓者精神が根差していること (お互いさま精神)
・その他
<弱み>
・農業分野での後継者不足が懸念されること (離農が多い)
・若者を引付けるような雇用機会が少ないこと
・JRやバス等の公共交通網が不十分であること
・その他
<機会>
・外国人観光客の増大が期待されていること (実績:5年で1.6倍)
・その他
<脅威>
・札幌一極集中の流れに飲み込まれる懸念があること
・その他
「十勝の活性化を考える会」会長
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