上野公園内にある東京都美術館でエゴンシーレ展が開催中
時間帯別のチケット事前購入であったが取れない時間帯はなかった。
それでも区切りの時間には入場者が固まるそうなので、30分ほど遅らせて行く。
シーレ展とはいうものの、シーレが活躍した当時のウィーンの画家たちの展示が並ぶ。
シーレの作品は半分もない(ちょっとがっかり)
この時代のウィーンの美術界はグスタフ クリムトが仕切っていたというが、確実に新しい風が吹いていたようだ。
新しい風は決してさわやかではなく、多くの批判や論争を生んだ。
いまでこそクリムトやシーレは世界的に評価されているが、当時としては刺激的過ぎたのだろう。
心地よさの中には退廃のみ。
結局、クリムトも、シーレも、1918年にスペイン風邪で亡くなっている。
シーレはまだ27歳。結婚後間もなく、画家としても認められ始めたときに
第一次世界大戦、スペイン風邪の流行と暗い時代だったようだ。
ロシアのウクライナ進攻、新型コロナウイルス。私たちも今、にたような時代。
そして最近のアート新しい潮流はなんなのだろう。
AI? まさか
ではまた、ぶらり。
シーレのサインです↓
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