茨城県南部、牛久から、圏央道で成田、千葉方面へ。
千葉東金道路に入って中野ICからでる。
そこから昭和の森のとなりにあるホキ美術館にむかう。
知る人ぞ知る写実絵画・細密画専門の美術館。
ホキは保木さんが集めたためらしく、医療関係の会社の創業者らしい。
美術館のゆるやかな曲線がのびたシャープな建築もすてきだ。
着いたらもう昼だったので、併設のレストランでランチ。
鑑賞のためには腹ごしらえは大切。
リーズナブルな価格で、気分は贅沢。
おなかが満たされたら、ゆっくり鑑賞できる。
残念ながら、日本の美術館では、館内の写真はとれない。
曲線の壁に人物画、風景画が並ぶ。
写真なのかと錯覚するが、写真とは異なる深みがある。
人物画はぬくもりさえ感じる。
カメラによる一瞬の断層も真実だが、
丁寧に描きこまれた絵画の制作時間を思うと、多彩な光が結晶のように美しい。
興味があれば美術館のウェブサイトを覗いてていただきた。
コロナのため一応予約が必要だが、美術館は静かに鑑賞するもの。
静謐な館内で、細密画のためか、息を潜めるような緊張感ある美術館であった。
ではまた、ぶらり。
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