関東平野の真ん中、日本百名山の最低の標高を誇る筑波山。
筑波山に行くと、たいていの人はロープウェイ降りて右の女体山に向かう。
そちらの方が標高が高い。
電波塔が並んでいる。
男体山に向かう人は少ない。
男体山までは約10分。
途中に測候所の建物が残っている。
廃止されてしばらくたつが、今は筑波大学が管理しているようだ。
つくば駅にここの気象データが表示されている。
ここの測候所は1902年に皇族の山階の宮様が自費でつくったとある。
昭和3年に今の建物ができて、その後、気象庁が観測を続けたそうだが、アメダスに統合されて観測中止、そして閉鎖されたという。
今は筑波大学の研究者が管理している。
歴史的建造物というべきものだろう。
男体山頂ほこらの少し下にある、120年続く山岳気象観測の記念碑的遺構であった。
ではまた、ぶらり。
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