NO-92
昨日、強制避難区域の松村直登は二本松市の善弘時に行って、住職山本志流さんや家畜を殺処分から守ろうとしている人たちと会っていた。僕も行きたかったが、今回僕は断念した。
彼にとってはいい出逢いだと思う。放し飼いになっている牛を助けようと立ち上がった団体、個人、または組織の集まりで、今の問題解決に対して協力しあい、それを実行するにあたっての話し合いをしたわけだから実りあるものにして欲しい。
この牛たちを守る会が立ち上がった。
僕はいわきの仮設住宅に避難した師匠から、いわき健康を守る会の井浦満男さんの災害記録「地の揺れ、未だ収まらず」を届けられ、一日中読み返していてあっという間に時間が過ぎていた。
数十年前から東電の福島第一と第二原子力発電所での設計ミス、施工ミス、加わえて操作の未熟などを訴えて東電社長や総理大臣に、県知事と原発立地町村長をたった一人で訴え、戦ってきた人物である。
いわき健康を守る会という名称からも分かるように、放射能汚染の恐ろしさに人間の健康や自然破壊に対する警告を発していて、チェルノブイリの事故後に産まれた子どもの写真が掲載されていた。
ただ死を待つだけの子供たちと書かれていました。
あごの下に両耳がつき目は一つ目の子供の写真(奇形児)と、この上の写真は顔全体がただれた顔のお母さんの写真。
原発被災者の僕は、井浦さんの存在を原発事故の一年後に知った。原発の立地町村の富岡町に家を建てた僕には、強烈な一冊だった。僕ら住民が政治に無関心なのがいけないとお叱りの言葉も書かれていた。
そして国の役人や嘘をつきまくってきた東電を本当に哀れに思う井浦さんに、共感するのも当たり前の内容だった。
原子力発電所においての施工ミスを絶対認めなかった東電。その問題をマスコミには何の問題の無かったことにして偽りの報道をしたと書いてある。それを井浦さんは追及したが調査もしてないのに、調査をしたと言い切ったと書かれていた。
去年のあの事故で東京電力の驕りを証明し、今、地の果てに落ちた隠ぺい体質のとんでもない会社だった事を白日の元に晒す事になり、起こすべきして起こった事故だったと井浦さんは書いている。また、マスコミにも大きな責任があるとも書かれていて納得した。
利益追求の独占企業東電に群がる政治家たちの驕りと欲望。国(官僚)と東電の癒着による隠そう主義が成り立ち、馴れ合いと怠慢が常習化していると。
地元でも、あの原発で働く人たちが被曝して癌になって何百人も死んで行った人がいると囁かれていたが、この本を読んで、東電がどれだけの事を隠してきたか?またどれだけの事を握りつぶしてきたかが分かる。
この災害記録本は、同じ被災者の師匠から譲り受けたものであるが、これをいわきの被災者みんながいわき市からか?贈呈されていたのだ。
井浦さんは僕が、是非ともお会いしたい人の一人になった。今日はいわき市の井浦満男さんの本で、災害記録 地の揺れ、未だ収まらずを紹介させていただきました。井浦様には、断りもせずに勝手に紹介させていただくご無礼をお許し頂きたいと思います。
昨日、強制避難区域の松村直登は二本松市の善弘時に行って、住職山本志流さんや家畜を殺処分から守ろうとしている人たちと会っていた。僕も行きたかったが、今回僕は断念した。
彼にとってはいい出逢いだと思う。放し飼いになっている牛を助けようと立ち上がった団体、個人、または組織の集まりで、今の問題解決に対して協力しあい、それを実行するにあたっての話し合いをしたわけだから実りあるものにして欲しい。
この牛たちを守る会が立ち上がった。
僕はいわきの仮設住宅に避難した師匠から、いわき健康を守る会の井浦満男さんの災害記録「地の揺れ、未だ収まらず」を届けられ、一日中読み返していてあっという間に時間が過ぎていた。
数十年前から東電の福島第一と第二原子力発電所での設計ミス、施工ミス、加わえて操作の未熟などを訴えて東電社長や総理大臣に、県知事と原発立地町村長をたった一人で訴え、戦ってきた人物である。
いわき健康を守る会という名称からも分かるように、放射能汚染の恐ろしさに人間の健康や自然破壊に対する警告を発していて、チェルノブイリの事故後に産まれた子どもの写真が掲載されていた。
ただ死を待つだけの子供たちと書かれていました。
あごの下に両耳がつき目は一つ目の子供の写真(奇形児)と、この上の写真は顔全体がただれた顔のお母さんの写真。
原発被災者の僕は、井浦さんの存在を原発事故の一年後に知った。原発の立地町村の富岡町に家を建てた僕には、強烈な一冊だった。僕ら住民が政治に無関心なのがいけないとお叱りの言葉も書かれていた。
そして国の役人や嘘をつきまくってきた東電を本当に哀れに思う井浦さんに、共感するのも当たり前の内容だった。
原子力発電所においての施工ミスを絶対認めなかった東電。その問題をマスコミには何の問題の無かったことにして偽りの報道をしたと書いてある。それを井浦さんは追及したが調査もしてないのに、調査をしたと言い切ったと書かれていた。
去年のあの事故で東京電力の驕りを証明し、今、地の果てに落ちた隠ぺい体質のとんでもない会社だった事を白日の元に晒す事になり、起こすべきして起こった事故だったと井浦さんは書いている。また、マスコミにも大きな責任があるとも書かれていて納得した。
利益追求の独占企業東電に群がる政治家たちの驕りと欲望。国(官僚)と東電の癒着による隠そう主義が成り立ち、馴れ合いと怠慢が常習化していると。
地元でも、あの原発で働く人たちが被曝して癌になって何百人も死んで行った人がいると囁かれていたが、この本を読んで、東電がどれだけの事を隠してきたか?またどれだけの事を握りつぶしてきたかが分かる。
この災害記録本は、同じ被災者の師匠から譲り受けたものであるが、これをいわきの被災者みんながいわき市からか?贈呈されていたのだ。
井浦さんは僕が、是非ともお会いしたい人の一人になった。今日はいわき市の井浦満男さんの本で、災害記録 地の揺れ、未だ収まらずを紹介させていただきました。井浦様には、断りもせずに勝手に紹介させていただくご無礼をお許し頂きたいと思います。