NO-109
昨日はいろんな意味で焦った。松村の保護しているダチョウが脱走してしまったのだ。彼からその電話が来た途端、僕は真っ青になった。
餌をやり続けたら彼の家に居ついてしまったメスダチョウ。
だって、コメントしてくれた人から、「このごろダチョウの事書いてないですけど殺処分になるの?」って来たので僕は、安心して下さい。
ダチョウは松村の保護の元、元気でいますよ!って返信した直後の事だったので、どうしよう!と真っ青になった。
この子はおとなしくて全然怖くないんだ。
まさか、書いた直後にあのおとなしいダチョウがいなくなるなんて思いもしなかったからである。本当に心臓に悪い!松村の親友のアキの旦那が吠えていつもダチョウを威嚇していたらしい。
まともに戦えば2mの背丈のダチョウのあの一撃で殺されてもおかしくないのに、弱い犬ほど吠えるというか、カイ犬ってもともと狩猟用の犬だけにあの大きなダチョウに戦いを挑んだのだ。
カイ犬は3匹揃うと、あの大きな牛をも殺して狩りを成功させるというほどの猟犬である。一匹とてその本能に火が付けばダチョウにも果敢に攻めていく犬なのだ。
電話が来たときはアッチャーって感じで、僕は青ざめた。あのバカ犬め!やらかしてくれるじゃん。と呆れたというよりもがっかりした。
だって、今までは彼の家にいつもはいないで放浪していたような父犬で、この頃彼の家に居た方が安全なのを知ったのか?つい最近になって彼の家に居ついたダメ父である。
自分の子供5匹がダチョウの檻に入っても、ダチョウは子犬をやさしく見守ってくれて足で蹴ることもなく子犬を見てくれているのに、ホント馬鹿犬だ。(恩を仇で返す奴!)
彼の古い家の跡地で暮らしてた。
その日の松村は、牛の事で農水省の餌やりチームを監視するのに時間を取らねばならず、僕に電話をくれた。ダチョウを優先すべきか?牛を優先すべきか?と・・・
僕は彼の家のダチョウの性格を知っているので、牛を優先してくれと言った。彼の顔を見ればあのメスダチョウは彼の後について帰って来ると思ったからだ。
今、殺処分される牛を少しでも助けたい彼が、苦渋の決断をして牛をとった。それでも、農水省の仕事を見届けてから町中を2時間位走り回り、ダチョウを探したが見つからず夕方遅くなって双葉警察署から電話が入った。
昼間に警察車両と何台もすれ違うたびに逃げたダチョウを見かけたら電話してくれ!と頼んでいて、「松村さん、ダチョウのいる場所が分かりました!」と電話をもらい急いでその場所に向かった。
ダチョウが見つかった!と松村から電話が入ってから2時間後、また電話が来て「今、ダチョウを逮捕!した。」と連絡が来て一件落着。いや~本当にほっとしたよ。
あのバカ犬何とかして、鎖でつなぐか何とかしろよ!と僕が言ったら、「うん、悪い事すんなって教えてやる!」と彼も少し怒っていた。
ダチョウが脱走するときに壊した檻を直さなくてならないし、余計な仕事を増やした馬鹿父犬にはお灸をすえなければならない。
おバカな犬は可愛いこの子たちのお父さんです。
いつも家に居る時は吠えても「やめろ!」の彼の一声で、しゅんとなっておとなしくしている犬だったのだが、このごろ朝から忙しく出掛ける彼のいない隙に、ダチョウを威嚇した父犬君は彼から大目玉をくらうはずである。
僕から言わせればほんと、いい気味である。ご主人様に日頃から面倒を見てもらっているのに、こんな大問題を起こすなら家にいるな!って言いたいのだ。
犬は人間と同じで、一度怒られればそんな事を二度としないと思うので、アキの旦那には今後問題を起こさないで欲しいと思った。
昨日はいろんな意味で焦った。松村の保護しているダチョウが脱走してしまったのだ。彼からその電話が来た途端、僕は真っ青になった。
餌をやり続けたら彼の家に居ついてしまったメスダチョウ。
だって、コメントしてくれた人から、「このごろダチョウの事書いてないですけど殺処分になるの?」って来たので僕は、安心して下さい。
ダチョウは松村の保護の元、元気でいますよ!って返信した直後の事だったので、どうしよう!と真っ青になった。
この子はおとなしくて全然怖くないんだ。
まさか、書いた直後にあのおとなしいダチョウがいなくなるなんて思いもしなかったからである。本当に心臓に悪い!松村の親友のアキの旦那が吠えていつもダチョウを威嚇していたらしい。
まともに戦えば2mの背丈のダチョウのあの一撃で殺されてもおかしくないのに、弱い犬ほど吠えるというか、カイ犬ってもともと狩猟用の犬だけにあの大きなダチョウに戦いを挑んだのだ。
カイ犬は3匹揃うと、あの大きな牛をも殺して狩りを成功させるというほどの猟犬である。一匹とてその本能に火が付けばダチョウにも果敢に攻めていく犬なのだ。
電話が来たときはアッチャーって感じで、僕は青ざめた。あのバカ犬め!やらかしてくれるじゃん。と呆れたというよりもがっかりした。
だって、今までは彼の家にいつもはいないで放浪していたような父犬で、この頃彼の家に居た方が安全なのを知ったのか?つい最近になって彼の家に居ついたダメ父である。
自分の子供5匹がダチョウの檻に入っても、ダチョウは子犬をやさしく見守ってくれて足で蹴ることもなく子犬を見てくれているのに、ホント馬鹿犬だ。(恩を仇で返す奴!)
彼の古い家の跡地で暮らしてた。
その日の松村は、牛の事で農水省の餌やりチームを監視するのに時間を取らねばならず、僕に電話をくれた。ダチョウを優先すべきか?牛を優先すべきか?と・・・
僕は彼の家のダチョウの性格を知っているので、牛を優先してくれと言った。彼の顔を見ればあのメスダチョウは彼の後について帰って来ると思ったからだ。
今、殺処分される牛を少しでも助けたい彼が、苦渋の決断をして牛をとった。それでも、農水省の仕事を見届けてから町中を2時間位走り回り、ダチョウを探したが見つからず夕方遅くなって双葉警察署から電話が入った。
昼間に警察車両と何台もすれ違うたびに逃げたダチョウを見かけたら電話してくれ!と頼んでいて、「松村さん、ダチョウのいる場所が分かりました!」と電話をもらい急いでその場所に向かった。
ダチョウが見つかった!と松村から電話が入ってから2時間後、また電話が来て「今、ダチョウを逮捕!した。」と連絡が来て一件落着。いや~本当にほっとしたよ。
あのバカ犬何とかして、鎖でつなぐか何とかしろよ!と僕が言ったら、「うん、悪い事すんなって教えてやる!」と彼も少し怒っていた。
ダチョウが脱走するときに壊した檻を直さなくてならないし、余計な仕事を増やした馬鹿父犬にはお灸をすえなければならない。
おバカな犬は可愛いこの子たちのお父さんです。
いつも家に居る時は吠えても「やめろ!」の彼の一声で、しゅんとなっておとなしくしている犬だったのだが、このごろ朝から忙しく出掛ける彼のいない隙に、ダチョウを威嚇した父犬君は彼から大目玉をくらうはずである。
僕から言わせればほんと、いい気味である。ご主人様に日頃から面倒を見てもらっているのに、こんな大問題を起こすなら家にいるな!って言いたいのだ。
犬は人間と同じで、一度怒られればそんな事を二度としないと思うので、アキの旦那には今後問題を起こさないで欲しいと思った。