ときぶーの時間

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研究結果。

2012-03-26 08:00:10 | 日記
NO-108
みなさん昨日は日曜日なのに、たくさんの人がこのブログにアクセスしてくれて本当に嬉しく思います。感謝。感謝です。

昨日は一被災者として愚痴ってしまい、本当に申し訳ありませんでした。時々、こんなふうになります。(泣)

今日は福島市のコラッセ福島で、宇宙科学研究所(JAXA)の山下博士と長谷川博士が、僕らの富岡町とTVでおなじみのダッシュ村(浪江町)で研究した放射能減容好気堆肥菌システムの研究結果を発表する日です。

 放射能減容好気堆肥菌システムの攪拌機の前での松村直登。 

しかし今回の研究結果がどれだけのものであるかを事前に僕は博士から聞いていて、理論上100分の1まで減容出来るという成果は出なかった。

みなさん、放射能そのものは絶対になくせないのです。

放射能そのものを減らすのではなくて、野や山や草原の撒き散らされた放射能をその地で自生する植物が中に取り込むので、その植物をこのシステムで100分の1まで減容し、高濃度の放射性物質の塊にして、国がこれから作る中間貯蔵施設に移設するための研究だったのです。

このシステムがどうして牛を助けることになるのかは、長くなりそうだから今度みなさんに説明するね。

 実証実験前の打ち合わせの時の山下博士。

今年の1月から2月の酷寒の福島で、生命のすべてがまだ芽吹いていない時期の研究だからどうしようもないのだが、去年の夏に出来れば良かったと本当に思う。

研究結果は約50%の成果だったと博士から聞いた。それでも僕らは諦めていないんだ。松村が発案したこの研究は必ず日の目を見るものと確信しているからだ。

 デジカメで撮影する長谷川博士。

条件が悪くてもそれなりの成果が出たと言う事と、これを確実なものにして僕らの富岡町の土壌の汚染を軽減し、殺処分を免れた牛を生かしてあげる唯一の方法だと思っている。

 僕ら被災地の牛たちを救いたいのだ。

この研究は日本原子力機構が発表したように、牛を使った放射能減容研究の一つだが、酷寒の冬の研究だけで判断されては困るのである。僕らはまだあきらめていない。これが大事だと思う。

がんばる福島は諦めない!科学の進歩を信じて福島の放射能を取り除いて、いつかみんなが帰って来れるよう努力します。

そして今、残された動物の命を守るため松村直登とともに、これからも頑張ってやって行きますのでみなさん応援して下さい。宜しくお願いいたします。











コメント (6)
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