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ときぶーの時間

募金の受付先 東邦銀行 安積支店 普通0644994 名義がんばる福島
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変わってない。

2013-09-13 06:30:00 | 日記
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松村直登のブログ 「警戒区域に生きる松村直登の闘い」 

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No467
この所松ちゃんと連絡を取り合っているが、正直、松ちゃんも東京オリンピックにはひとこと言いたかったみたいだ。


外国で出版された松ちゃんの本。
イタリア人ジャーナリストのアントニオさんが書いた本と雑誌の一冊。
写真右下の本は分厚かった。
他にもあるかも?


お昼を食べ終えて横になる松ちゃん。先月の写真

現地にいる彼は、僕より敏感だ。
汚染水の問題で全世界を相手に、あんなことを言った首相の発言を怒っていた。
これで再稼働なんてことになったら、松ちゃんの怒りもピークになるだろうなぁ~。

フランスやドイツでは、今回の安倍総理の発言に揶揄した風刺漫画が新聞などに掲載されている。

東電の隠ぺい体質と共に、国も何かあったら隠蔽するのではないだろうか?と思う。
それだけ原発に対しては、国も政治も信用できないという事だ。
こういう事ばかり書くなと先輩に注意されるが、本当にそう思うから仕方がない。


ダチョウの餌やり場で二匹の猫と遊ぶ松ちゃん。
こんな姿を見ると、ここだけ原発事故があったようには見えない。


町は今でも至るところで、瓦礫が草むらに覆われているままだ。

放射能の除染だけでもうんざりしてるのに、高濃度の汚染水問題に一連の発言じゃぁ、福島のみんなが頭にくるのも仕方がない。


今もこのままの状態で、至る所でこんな瓦礫に遭遇する。

汚染水は漏れ続け海に流れ続けている。
町は何も変わっていない。
荒れ放題の田畑に、雑草や蔓に覆われた家々。
この2年半廃墟の町の苦悩した街並みしか其処にはない。

明日か明後日に富岡に行くつもり。
また、新しい彼の情報をお伝えします。
今日はこの辺で失礼します。





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84.7%

2013-09-12 06:55:31 | 日記
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No466
昨日はブログ更新出来ませんでした。
松ちゃんの忙しさに比べたら、それほどでもないが駆け回っていた。

今週もシンポジウムや取材など、予定のある松ちゃんの所に行ってこようと思っている。
来月のイベントの打ち合わせをしたいから。

でも彼の所は、本当にメディアの人や一般のお客様が多くて、話せないときもあるんだよねぇ~。
今度はしっかり約束した。
前回は、会えないで帰って来たから。

大熊町の除染光景。

つい最近、東電の汚染水問題で、いささか頭に来て全ての事にやる気が起きなかった感じがする。
何処まで嫌な思いをさせるんだよ!と思っていた。

国が国策として推進していた原発の事故だから、原発事故被災者は、国が賠償に加わらないと被災者の賠償は本当に出来ないと思う。

2年5ヶ月も経った今、未だに仮設住宅の入居率84.7%の高い率で、被災者が苦難の生活を余儀なくされている。

この袋の塊はいったい何処に行くのだろう。

阪神大震災の時は2年でほとんどの人たちが、次のステージにいたと思う。
福島は次に住む家も決まらない人たちが多い。
土地が無いからだ。

東電は多くの被災者の全てを奪い、壊し、賠償は時価で、赤字で苦しいから新潟柏崎刈羽原発を再稼働させろっておかしな会社だ。
福島事故の検証も終わってないのに。

出来るだけ賠償を少なくしてその原資を経営に回そうとしている。
だから被災者の賠償は進まず、また少ない賠償で、いつまでたっても原発被災者は生活の再建が出来ない状況だ。

ここだけでも相当量の放射能汚染物が出ている。

国もこの安心、安全でもない原発を発展途上国に輸出するなんて、気でも狂ったような考えられない事を言っている。

原発は廃炉も計算したらとても安いエネルギーではない。
今回の福島で、みなさんもそれを知ったと思います。

放射能に苦しむ福島県内の全ての人と共に、これからも原発に反対して行こうと思う。
















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温度差。

2013-09-10 06:02:06 | 日記
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No465
今日は昨日の続き。
福島の被災者には今回オリンピック招致レースでの安倍総理が世界に公言した「汚染水はコントロール出来ている」に、嘘つけよ!って感じで呆れている人が多い。
怒っていると言った方が正しいかな。

だから被災地のみんなは、今回の東京オリンピック招致の成功を、素直に喜べないんだと思う。

正直に言って、歓喜した日本中のみなさんとはかなり温度差がある。
決まってがっかりしたという人もいた。
仮設住宅にいてオリンピックどころでないよ!と、先の見えない暮らしに疲れ切っている。


三春の仮設住宅。

日本中が喜びに包まれた日だったが、あの日の安倍さんのスピーチは、僕も絶対に嘘だと思う。

みんなは「だったら何でこんなに漏れてんだ!」とか、
「オリンピックで、福島の事は忘れられるんでねぇか?」とか、
「あんな事世界の人たちに言って本当に大丈夫かよ」とか、意見は色々だった。

自分たちが使う電気でなく、東京の人達のための電気を作るために、福島に原発を建てられた。
死んだ義父も松ちゃんのお父さんも原発建設前からずっと反対してきたのだが、その原発が事故を起して取り返しのつかない事態にある。

こんな事をずっと書き続けていくのも辛いなぁ~。
事実だからしょうがないけど、時々自分も疲れてくる。
嫌なものは嫌で変わらない。


夕日を背に近寄って来た牛たち。

地震の多い日本にあって、今、南海トラフ大地震が近い将来起こると囁かれている。
日本はとても狭い国だから、原発はとても危険なのだ。
第二の福島はいらない。

ロシアのように原発事故が起きた時に、家畜までも避難させた国とは違い放射能汚染物だから殺処分してしまえが日本だ。
原発事故で福島のたくさんの動物たちが死んで行った。
動物も救わない国なのだ。


ダチョウの散歩。

今度、大地震がいつ起こるか分からないが、みなさん、本当に備えだけはきっちりとしておいてください。
日頃からの意識が大事です。
そしてこれからも原発に反対して行こうと思います。
それでは今日はこの辺で。












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東海・関西・四国

2013-09-09 06:15:28 | 日記
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No464
昨日、オリンピックで舞い上がっていたら原発再稼働もあり得るし、消費税も確実に上がるとみんなから言われ、起きてほしくない東南海トラフ大地震を調べた。

そしてネット産経ニュースから、室戸沖で地震の前触れとの言い伝えもあるリュウグウノツカイの漂着が、年1回のはずが…立て続け4回で81匹も網にかかった事を知った。

東日本大震災の前にも東北や北海道で、深海魚が捕獲網に掛かった事があったので、地震の前触れとのその話の信ぴょう性はかなり高いと思う。


深海魚の一種「リュウグウノツカイ」(越前松島水族館提供)
普段は200mくらい深い所に生息するらしいが、室戸沖では80mの深さの定置網にかかったという。


室戸岬沖の定置網で捕獲されたサケガシラ=7月、高知県室戸市(NPO法人日本ウミガメ協議会室戸基地提供)
この魚も深海魚です。

浮かれてる場合じゃないよ本当に・・・。
東日本並みの大地震なら、日本が傾くくらいの被害が出るもん。
東北の大地震もめちゃくちゃすごかったけど、東海・関西・四国が被害に遭ったら東北の人口の倍の人たちが苦しむ。


故郷富岡町の駅から海岸までの300mは、家々がすべて流され跡形も残っていない。
こんなふうになって欲しくない。

東海沖から三重、和歌山、高知にかけての太平洋側は東南海・南海地震が遠からず起こることもあり、地元漁師らは避難場所を確認しているという。

また、別の記事で日本一危ない想定の町の高知県黒潮町大西町長さんの記事も読んだ。

大西さんは、カツオ漁で友好関係にある宮城県気仙沼市を訪れ、想像をはるかに超えた惨状に茫然(ぼうぜん)とし、町は岩手県陸前高田市と宮城県南三陸町を連ねたような地形だけに、明日はわが身ということは容易に想像できた。と・・・

しかし、岩手県釜石市のように防災教育・訓練の積み重ねで小中学生ほぼ全員が助かった事例を耳にするにつけ、課題をひとつひとつクリアすれば、「犠牲者ゼロ」も不可能ではないと思い、それを目標に定めた。

と書いてあったが、本当に全国のみんなに同じ思いをしてほしくないので、防災の意識だけは強く持って頂きたい。

東京オリンピックの前に起きて欲しくないし、それでも起きてしまったら逃げる場所・食べ物や飲料水・その他の防災用品は用意して欲しいと強く思う。

僕も今日は、いつ起きるか分からない東南海トラフ大地震に備えて、防災グッツを揃えに買い物に行こうと思ってます。
それでは今日はこの辺で失礼します。
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2020に。

2013-09-08 06:45:17 | 日記
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No463
今日、オリンピック開催地が決まった。
朝5時に起きてTVに釘付けだった。

正直、2020 TOKYO のカードを画面で見た時・
フェンシングの太田選手の涙を見た時・
滝川クリステルさんの涙を見た時・
みんなが抱き合って喜ぶ姿を見た時・
それはそれで感動したけど、何処かで招致を反対してる自分がいた。

昨日までは汚染水の問題があり、本当に勝てるのか?って思っていたけど良かった。
これから国は、一刻も早く汚染水問題を解決してくれ!
これからお迎えする外国の人たちの安心・安全のため。


このタンクは東電構内に100個以上あるのではないだろうか?
これで足らなくて急増プールを更に作って凌いでいるのだから、どれだけ凄い量の汚染水があるか分かる。

滅多にない事だから思わず書いちゃった。
オリンピック招致委員会に携わるみなさん、本当におめでとうございました。

2020年に富岡町はどうなっているのだろう。
原発事故から9年が経つが、よくなっているだろうか?
避難しているみんなの暮らしはどのように変わっているだろうか?
町には人が戻って暮らしているだろうか?
松ちゃんと牛やダチョウたちは今と変わらぬ暮らしをしているだろうか?


ダチョウも牛と同じく長生きする動物なのかな?


滑り落ちた山側から撮った写真。

先の事など全く予想がつかない。
被災してから次の事が全く予想できなくなった。
あの大震災がそれだけ天と地が引っくり返るような出来事だったからかもしれない。

これからも被災地を書き続けよう。
故郷が少しでも早く、元の町の姿を取り戻すことを願って。。。。










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輸入禁止に。

2013-09-07 06:21:25 | 日記
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No462
一昨日地元の友人たちは、オリンピック招致に関する新聞記事に怒っていた。
原発の汚染水処理の方が先だろ!と言う事だ。
何もなければ福島県民もオリンピックが自国で開催されるのは嬉しいに決まっている。

24兆ベクレルという放射性物質を含んだ福島第一原発の汚染水問題で、日本が海外からの信頼を失う問題にまで発展し、ついに韓国が福島や宮城など8県の水産物の全面輸入禁止に踏み切った。


朝日新聞デジタル:福島の海より

招致は理解するが、政府は汚染水処理問題を確実に、そして早急に解決すべき。
今のままでは、日本国民も8県の魚介類を買わなくなるだろう。
そうなれば漁業も立ち行かなくなる。
東北の漁業は復興を目前に、その灯が消えてしまう。

この数日、僕は被災者の声を聞いた。
自分でも嫌になる時間がそこにあった。

色もない・臭いもない・そして見えない放射能のせいだろう。
この頃、僕も感覚が麻痺している。


富岡の中学校の校庭に積まれた放射能汚染物の袋の塊。

田村市から都路町を通って川内村から富岡・楢葉・広野への道中に見かける大量の放射能汚染物の袋も見慣れてしまっている。
これは普通じゃない。
異常な事だ。


松ちゃんが下りてくると一斉に出迎える牛たち。

放射能まみれの富岡町で、動物たちを保護している松ちゃんがいる。
彼は町の復興を信じている。
たとえ何十年かかったとしてもそれを望んでいる。
こうして夢をあきらめずに頑張っている人がいる。


笑顔で重機を動かし、餌やりを始める松ちゃん。

漁業に携わる人・農業に携わる人、それぞれの分野の人たちが真剣に復興を考え行動している今、国は真剣に原発事故の収束を図って欲しい。。。。





















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除染の事。

2013-09-06 05:50:50 | 日記
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No461
昨日は福島で朝を迎えた。
5時45分頃のとてつもなく大きな雷の音で目が覚めた。
前日の午前中に福島に入っていたが、一昨日は写真をあまり撮れなくて今日こそはと思っていたのに、次の日の方がどしゃぶりでがっくし。

諦めて帰って来たわけだが、やるべきことが進まないのはやはり痛い。
2日間がパーになった気分。(泣)
富岡には行ったんだけどねぇ~。。。

それでも一昨日、富岡町の試験的除染の写真は撮ることが出来た。
この写真を撮った後、県内の友人たちと会ってこれからの除染についての意見を聞いた。


ついに我が故郷富岡町の除染が始まった。
津波被害の大きかった海岸近くの場所。


僕の心配は、この放射能汚染物質の袋の塊がどこに集まるか?
隣町のように、増え続けてそのままになるのか?
心配の種がつきない。


楢葉町の新しく出来た放射能汚染物の仮置き場。
こんな場所がいくつも増えている。
富岡は楢葉の3倍以上の汚染物が出ると言われるだけに、それをどこに保管するのか?
考えるだけで、ぞっとしてしまう。


近くまで行って写真に収めたが、近くで見るとその量は想像を超える。

僕の仲間の一人に除染に懐疑的な友人がいて、その友人の田んぼや家の除染に約1億円も除染費用がかかるという。
大熊町の町民だが、東電の賠償も何一つ申請していない夫婦で、その二人が言った。
「これで2~3年もしたら元に戻るなら除染なんてしないで、半分でも次の生活再建費用としてくれたらいいのに。」と・・・。

半分のお金をもらったところで、同じ田んぼの面積の土地を買う事は出来ないだろう。
とにかく広い土地・大きな家の所有者なのだ。
もう二度と田んぼは出来ないだろうとも言っていた。
小さな家と少ない土地だけしか買えないと思うが、それでも次の生活の準備が出来る。
二人の怒りはよく分かる。

二世帯の家族構成だが家族別々に暮らし、避難して色々と問題がある。
どの家庭にも次の生活再建は大問題である。
次にどこで暮らせばいいか?
まだ決められない人たちが多い。

今日は、そんな原発被災者の事を少しでも書きたいと思った。









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忙しい男たち。

2013-09-04 06:01:51 | 日記
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No460
昨日、朝早く富岡の松ちゃんと電話で話しをした。
来月のイベントの前に出来た用件で打ち合わせした。


クロネコヤマト広野センターの写真です。
みなさんからの支援が届き、松ちゃんはここに引き取りに行っています。
この場をお借りしまして、代表に代わり御礼申し上げます。

僕は二つのイベントの準備があり、その他もろもろで時間が無くなって来た。
焦っている(泣)
遊んでる暇がない。
今日もがんばっぺ。

僕の忙しさなんて、まだ目じゃない。
僕の周りの人はもっと忙しいのだから。
松ちゃんは牛のご飯のため奔走してるし、イノブタとも戦っている石松君も寝ずの戦いだから僕より忙しい。


疲れたべ~って感じ。
番犬としては少し情けない石松。
簾をかけてもらって、涼しくしてもらっていた。
石松君、夜の見回りごくろうさん。


松ちゃんの話だと、子牛くらいの大きさのイノブタがやって来るようになって石松も逃げ回っていると聞いた。
以前僕がブログにアップした左足をびっこ引いて歩くイノブタの倍の大きさらしい。
僕も今度ばかりは近寄れないだろうなぁ~。
恐ろしくて。

松ちゃんのお父さんは、片付けても掃除してもすぐにこの様で呆れていました。
古米15体のうちの10体はイノブタにやられたとお父さんから聞いた。
一日おきに掃除に来るお父さんも忙しいと思う。


牛も青い草より食べなれたのか?
わら餌に食いつきがいい。
だけど大食漢だから、毎日松ちゃんは餌を探しに奔走!


毎日毎日、時間を作って餌の確保をしている。
このトラックの荷台の量のわらで2~3日間の餌の量だと思う。
一つ目の柵と、帰還困難区域にある柵の2か所で。

だから松ちゃんの生活は、めちゃくちゃハードな毎日だと思う。
先週の土曜日に会った時の彼の姿を見れば、がんばるしかない。
そんな訳で今日も一日頑張ります。











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本当の問題。

2013-09-03 06:31:38 | 日記
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No459
毎日毎日、東電の汚染水処理の話が出ているが、東電の誠意の無さは棚に上げといて国の対応はどうか?
被爆地の双葉郡内には未だ中間貯蔵処理施設が作られず、あの放射能汚染物の袋はどんどん増えている。
国は今まで何をやって来たんだ?


黄色い土(山砂)を敷かれた放射能汚染物の仮置き場。

郡内だけにとどまらず、30km以上離れた田村市の山間の道路にもあの汚染物の袋の塊を見かける。
それは至る所、どこでも見ることが出来る。
住民も見慣れてしまい恐ろしさも感じなくなっているのは事実だ。


あちこちに出来ている放射能汚染物の置き場。

松ちゃんの友人が以前僕に言った。
「このまま中間貯蔵施設を作らず、永久的に土の中に収めて知らんぷりするんじゃないか?」と・・・。
嘘だろ?とあの時は思ったが、本当になりそうな気配・・・。恐ろしい。

被爆地富岡町は、瓦礫が少し処理されたくらいで3.11から何も変わっていない。
昼間町への出入りが自由に出来るようになったが、人が住めない町だから変わりようがない。


瓦礫だけ取り除かれた今の富岡駅。

汚染水処理もそうだが、中間貯蔵処理施設を早く建設して欲しい。
放射能汚染物のあの袋の塊を何とかしてくれ!

今の除染やこの始末を見て、松ちゃんは怒っていた。
「あんな除染はやらなくていい!ゼネコンの金儲け!税金の無駄使い!」と、僕も本当にそう思ってしまう。
本当に国がすべきことは、中間貯蔵処理施設を早く作る事ではないだろうか?


松ちゃんは原発事故以来、日本の政治や今の国の姿に幻滅を感じていると思う。

原発事故がどれほどひどいものか?隙あらば原発を再稼働させようと目論むあなたたちに現地を見て欲しい。
見えない・匂わない・処理できない悪魔の放射能の町で、あなたたちは生活するべきだ!
それがどのくらい恐ろしい事か?
身を持って体感してほしいと思う。

今日は双葉郡の問題・僕の嘆きを書かせて頂きました。



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伝える事。

2013-09-02 06:31:10 | 日記
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東電の汚染水問題が大きく報道されるようになったが、被災地住民の不安や怒りはより強くなっただろう。
これで国は原発再稼働も建設も出来ないと思う。
きたない言葉だが「ざま~みろ!」である。
東京オリンピックだって放射能を撒き散らしている日本に、招致出来るとは思わないのだが。。。



何故朝からこんな事を書いてるのって?
昨日、浪江町の知人が2日間にわたって僕を訪ねてくれたからだ。

一昨日訪ねてくれた時に僕は富岡の松ちゃんちに行っていてかみさんが応対してくれたのだが、どうしても相談したいことがあったらしく翌日の昨日、再度僕を訪ねてくれた。

母・娘の親子で訪ねてくれたが、ご主人が被災してから病気になり元に戻らない重病らしく、3人の子供の事やこれからどこに棲家を構えたらいいのか?
先の見えない不安や苦しい胸の内を、時折涙を流し明かしてくれた。

大黒柱のご主人さんの病気が厄介な病気で、これだけでも心痛なのに東電賠償や子供の事を心配するあまり、7月に本人も病気になったらしい。
今も尚、被災者の多くの人が悩み苦しんでいる。
これでも原発なのか?と安倍さんに言ってやりたい。



故郷富岡町をこよなく愛し、自分の人生を賭けて残された動物たちと被曝地で暮らす松村ちゃんの胸中はいかほどばかりだろうか・・・。
彼の原発に対する反対の意思は強固だ。



彼の愛する町が目の前から忽然と消えたあの日から・・・。



何故彼は、被爆地富岡に残ったのか?と僕も良く聞かれるが、彼が家人がいなくなり野良になった犬たちと約束した事があった事だけしか知らない。

「俺がここにいる限り、お前たちは絶対に餓死させない!」
これが松ちゃんが犬たちと交わした約束。
彼がこの約束のためだけに奔走してきたとは言わないが・・・・。



僕は初心に帰って彼を伝えようと思った。
また、友人からそうするべきとアドバイスされたからだ。
良い友人に感謝して、これからも書いていこうと思う。






















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映画飯館村・・・予告編。

2013-09-01 06:30:21 | 日記
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No457
ドキュメンタリー『飯舘村 ─放射能と帰村─』予告編:土井敏邦 を見た。
離散した家族は元に戻るのか?
除染の実態はゼネコンの金儲け。
現実に実証された高い汚染データ。
村は元に戻らないとある先生。
幼い子供を持つお母さんの不安と涙。
等々、色々。
住民の生の声を聞いて本編を必ず見たいと思った。

予告編の最後に出て来た住民の方の「もっと大事なところが汚染されてませんか?心の汚染。これは絶対に消えないですよ。」と、同じ被災者のこの言葉にじ~んと来た。・・・・
詩人の言葉でもないのに、僕には深い言葉だった。

僕は昨日、この予告編を見て、すぐに富岡へ向かった。
松ちゃんに電話をしたら予定があり会えないと分かったが、何故か無性に富岡の行く気になった。
改めて今の富岡町の姿を見ておきたいと思ったから。。。


隣の楢葉町は、日々この放射能汚染物の黒い塊が増えていて、見慣れてしまったのか?自分の感覚を狂わせていく。
故郷富岡町も同じ風景になるだろう。
見ておくには今しかないと切羽詰まった感があった。

昨日は除染作業をする人たちの姿が見られ、いつもの土曜日と違う一日だった。
しかも台風が低気圧に変わったので、福島も本当に暑かったです。
じっとしているだけで汗がしたたり落ちた。

富岡に着いたのが10時45分。


このトラックも彼の軽トラックも無かった。


第一の柵に降りて、その日の彼の作業を見た。
こうして手作業で餌を均等に分けて与えていた。
三つ目の柵は足場も悪いし、手作業で分け与えるのは重労働だったろう。

午前中に郡山に向かうと言っていた松ちゃんが、汗びっしょりになって12時30分頃家に戻って来た。
牛の餌やりに手こずったのか?作業が長引いた事は間違いない。

彼の「よっぽど川に入ろうかと思った。」の一言に、震災直後の松ちゃんを思い出した。
シャツからズボンまで汗が染みて、餌やりの時に汚れた作業着が物語っていた。
この日の暑さを。。。。

買って持って行った昼飯にも「食べる気が起きない」と、手を付けず彼は急いで郡山へ。
この日に帰還困難区域の通行証を手にしなければ、9月1日からの餌やりが出来ない。
だからこの日僕は、松ちゃんと3分くらいしか話せなかった。


母牛に食べ方を教わる子牛。

本当に過酷な仕事だと僕は思った。
もうすぐ、過ごしやすい秋が来るが、今度は餌の確保などの重大な仕事が待ち構えている。
みなさん、これからも松村直登のご支援、宜しくお願いいたします。
















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