白神仙人の山の徒然

山登りは自分との戦いと思って妻を無理やり山女に教育していたが
最近は妻のほうが山登りが早くなった。

裏岩手山歩き

2011-07-26 04:11:11 | Weblog

 連休を利用して三ッ石山を歩いてきました。このコースは松川温泉か八幡平から歩いていた仙人夫婦であったが、岩手県網張国民休暇村キャンプ場にテントを張って翌日最短コースの三ッ石山へ登ろうと計画を立てたのです。
 車で走る距離は長いが今回購入した車のドライブとこれから登る黒部源流部のテント泊の予行練習も兼ねています。
 スキー場と温泉も沢山あってアウトドア派には最高に良いフィールドを持っているのであきません。本格的に登ろうと思えば岩手山・尾根歩きを2泊ぐらいで楽しみたい人には三ッ石山荘・大深山荘・陸雲山荘・八瀬森山荘・大白森山荘と無料の山小屋が沢山あるコースを選ぶことが出来るところです。
 今回は、らくらくコースの片道1時間半三ッ石山を歩くことにしました。いつもなら日帰りで登っていた山なので、キャンプでのんびりとした計画です。
 キャンプ場は、連休の影響で大変混んでいました。それでも早めにテントを張ったのでよい場所にテントを張って一安心。テント代は2人で1800円・近くに源泉かけ流し温泉が500円で入ることができます。テント泊りの人は一日数回流浴しても400円だと言うので食事前と寝る前に入りました。
 夕闇とともに仙人と同年代の人たちの酒盛りが始まってうるさかったが9時ごろまではなんとなく耳についた酒飲みの雑音も気にすることなく寝入ったようです。
 朝食は、自前のトマト・キュウリとカレー妻は中華丼で朝食を済ませて6時に出発しました。
網張スキー場を過ぎて登っていくと登山口があります。ここで入山手続きを済ませて舗装の道を40分ほど歩いていきます。いよいよ樹林帯に入ること15分ほどで滝上方向から延びる登山道と合流して三ッ石山荘を目指して登っていくと登山道脇でガサガサと木々が鳴ったので一瞬熊かと思って二人で大声をだしたせいか熊と遭遇することなく無事に三ッ石山荘8時15分頃に到着。山荘の前の沼に周辺にニッコウキスゲが満開に咲いていました。
 一休みしてから三ッ石山山頂へ、山頂周辺からの眺めは深い緑の平原が広がっているのでこの風景は大好きな仙人です。時間的にも十分に余裕があるので小畚近くまで行ってきました。風も適度にあって涼しい登山でした。下山後は温泉に入ってスッキリと疲れをとって畳の休憩所に大の字に横になってこのまま眠りたい気分になったがまた運転ヶ待っているので我慢です。安全に運転を任せるだけの妻であればビールも飲むことが出来るのですがそれもはかない夢です。