以外とおいしいのよ、たくあん煮

昨年12月に漬けた自家製のたくあん漬けをあげた。
きれいに漬かっている。着色料使わず、こぬかと天然塩、
タカノツメだけで漬けてあるので色白のたくあんだが、
重しもしっかり効き、味もまろやかだ。
おつけものとして食卓にも出しているが、
今日は地元の田舎料理にしてみた。

塩抜きしたたくあんスライスを　カツオや昆布のだし汁、
砂糖、タカノツメを入れて適度な柔らかさまで焚くだけ。
みりんを入れると照りが出て、よりおいしそうに見える。

俳優の宇野重吉氏が、
生前よく「ふるさとに帰ったら、たくあんの煮たのを食べるのが楽しみだ」
と話していたそうな。

その家々で　油で炒めた後煮るものや、煮る途中に油を少々入れるものもある。
１日置いてよく味が染みたものをお茶漬けで食べるのもおいしい。
もし、たくあんのあげおきで、おつけものではおいしくないなって思ったら、
一度こんな風に煮てみたらどうかしら。
素朴な田舎の料理です。