先週の「シルバーウィーク」に、敬老の日もありましたが、最初、敬老の日があるからシルバー(高齢者)なのかと思っちゃいましたがそういういうわけじゃないんですよね。
秋です。
読書の秋ということで、たまたまシルバーウィークに読んだ本が、ちょっと変わったおもしろい本だったので紹介しようと思います。
『変装』という本で、若い女性工業デザイナーであるアメリカ人のパットが、メイクや服装など完全に老人になりすまして3年間生活をした、まさにリアルな「高齢者疑似体験」です。
この本は、20年以上前に出版された本ですが、老人として体験した、体験やエピソードは、現在でも社会問題を提起するものとして通用するものだと感じました。
私はおそらくまたとないユニークなすばらしい機会を持つことができた。私自身の人生の重要な通過点のひとつで、メイクアップと古めかしい洋服を借りて、いわゆる「一生」と呼ぶ連続を一気に飛んでいった。そして、私は老人の姿で自分が見たり感じたりするであろうことについて予測がついているように思っていたが、そうではなかった。誰でもきっとそうだろうと思う。(『変装』~P250より引用)
古本を買って読んだんですが、この本はもう売っていないみたいです。でも、苫小牧立中央図書館 にはあるみたいです。よかったらどうぞ。
先日、プロ野球チーム楽天の野村監督が今季かぎり、との話について、契約更新されない理由が「高年齢」だということに、納得いかないとの考えを述べていたのが印象に残っていますが、誰でも絶対に年をとるものなんですよね。
だけど、自分が当時者になるまでは気づかないことがあるんですね。多分・・・
年をとらなかった人はいないです。多分これからもね(さっく)
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