走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

今年の職場づくり

2009年01月01日 21時18分11秒 | その他
 やさしさに心が揃えば

 明けましておめでとうございます
 今年の元旦は、松山ではあいにく雲がかかり初日の出を見ることができませんでした。
 今年の自分を物語っているようで不吉な感じもするのですが、ここはポジティブに精進すれば必ずやいいことがあると自分に言い聞かせて、今年もがんばろうと思います。
 年の初めに、今年の職場づくりをどのようにするか考えてみました。
 そこでその参考になるコラムを見つけましたので紹介します。

 THE 21 2009 01号(PHP研究所)
 金平 敬之助(コラムニスト)
 ~やさしさに心が揃えば~ より

  その中学校では、秋になると校内陸上大会が開かれる。
 ハイライトは学級対抗リレー競技。クラス全員でバトンをつなぐ。
 アンカーは当然、足の一番速い生徒だ。
 でも、2年1組は違った。
 走る順番はクラス37名の話し合いに任せた。
 結果、アンカーはO君。
 走るのが一番遅い生徒だ。
 なぜか。
 担任のY先生は、「やさしさに心が揃ったから」という。
 「O君は運動が苦手。1番でゴールした経験はないはず。
  よし、1位になってテープを切らせよう。
  だから、みんながんばろう」というわけだ。

  予行演習では6クラス中4位。
 でも、走る順番は変えなかった。
 大会本番。
 序盤は4位くらい。
 次第に順位を上げていった。
 途中で女子が転倒。
 バトンを落としそうな子もいた。
 が、ついに1位でアンカーにバトンタッチ。
 O君は走った。
 顔を真っ赤にして必死に走った。
 その姿にクラス全員が大歓声。
 ついには、全校生徒と保護者も総立ちで声援。
 そのなかで、O君は1位でテープを切った。
 運動場は大興奮に包まれた。

  この素敵な思い出と感動。
 Y先生は「任せてよかった」と思い、
 「やさしさに心が揃えば、組織は思わぬ力を発揮する」と悟った、という。

 どうです素敵な話でしょう。
 今年の職場づくり、こんな感じでいこうと思います。