昨日の日経新聞を見ていて広告欄に「今、若者たちへ ~次世代に贈るメッセージ~」に阪和興業の北 修爾(きた しゅうじ)社長の話が載っていたので紹介します。
北社長は、通産省(現:経産省)の官僚出身というユニークなキャリアを持っておられます。
そして、通産省・生活産業局紙業課の課長補佐時代、1973年の第一次石油ショック時に起きたトイレットペーパーパニックに直面します。
その時に、当時の首相や通産大臣に「早期に収拾します。」と大見得をきり、事態の沈静化に東奔西走したというのです。
このときの心情、えらそうですが少しわかります。
具体的手法としては、大手量販店の中核店舗にトイレットペーパー山積みしたというのです。
そういえば、高校生でしたが何となくテレビでその光景をみたような気がします。
大衆という観点から、その心理状態や行動をどう読み解くかは、ときに心理学的分析を必要とします。
北社長は、1927年の昭和金融恐慌時に、銀行の店頭に日銀券をうず高く積み上げて取り付け騒ぎを収拾した例がヒントになったといいます。
そして、北社長は1993年6月に同社常務として迎えられるのですが、バブル崩壊のあおりを受け、同社が窮地に追いやられたため半年で社長になったそうです。
そこからが苦労の連続だったと思われます。
北社長は続けます。
この窮地を救ってくれ、そして業績を拡大できたのは、役職員の努力に加え、「意気」に感じてくれた取引先や取引銀行などの温かい支援があったからだと感謝していると。
そして、北社長は平素から「3つのワーク」を大切にしているということです。
それは、
①フットワーク(現場主義)
②チームワーク(部門間連携)
③ネットワーク(社内外のネットワークを駆使して、骨身を惜しまず自ら動くこと)
さらに、企業人であると同時に社会人であるとの自覚をもつこと。
これは、企業は世の中の役に立つ仕事をすることで存在価値が認められ、生かされると考えるからだそうです。
そして、若者に望むこととして、自分なりの世界観や社会観を持ち、自分は何をしたいのか、何ができるのかをよく考え、周りの人たちにも相談しながら、まず自分から動くことの大切さを説いています。
さらに、たとえ逆境におかれても、信念をもって努力を続けていけば、助け舟を出してくれる人が現れ、必ず道は開けるとも。
北社長は、通産省(現:経産省)の官僚出身というユニークなキャリアを持っておられます。
そして、通産省・生活産業局紙業課の課長補佐時代、1973年の第一次石油ショック時に起きたトイレットペーパーパニックに直面します。
その時に、当時の首相や通産大臣に「早期に収拾します。」と大見得をきり、事態の沈静化に東奔西走したというのです。
このときの心情、えらそうですが少しわかります。
具体的手法としては、大手量販店の中核店舗にトイレットペーパー山積みしたというのです。
そういえば、高校生でしたが何となくテレビでその光景をみたような気がします。
大衆という観点から、その心理状態や行動をどう読み解くかは、ときに心理学的分析を必要とします。
北社長は、1927年の昭和金融恐慌時に、銀行の店頭に日銀券をうず高く積み上げて取り付け騒ぎを収拾した例がヒントになったといいます。
そして、北社長は1993年6月に同社常務として迎えられるのですが、バブル崩壊のあおりを受け、同社が窮地に追いやられたため半年で社長になったそうです。
そこからが苦労の連続だったと思われます。
北社長は続けます。
この窮地を救ってくれ、そして業績を拡大できたのは、役職員の努力に加え、「意気」に感じてくれた取引先や取引銀行などの温かい支援があったからだと感謝していると。
そして、北社長は平素から「3つのワーク」を大切にしているということです。
それは、
①フットワーク(現場主義)
②チームワーク(部門間連携)
③ネットワーク(社内外のネットワークを駆使して、骨身を惜しまず自ら動くこと)
さらに、企業人であると同時に社会人であるとの自覚をもつこと。
これは、企業は世の中の役に立つ仕事をすることで存在価値が認められ、生かされると考えるからだそうです。
そして、若者に望むこととして、自分なりの世界観や社会観を持ち、自分は何をしたいのか、何ができるのかをよく考え、周りの人たちにも相談しながら、まず自分から動くことの大切さを説いています。
さらに、たとえ逆境におかれても、信念をもって努力を続けていけば、助け舟を出してくれる人が現れ、必ず道は開けるとも。