走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

ビデオ撮影研修

2009年01月20日 22時54分39秒 | その他
 今日、道後公民館で「平成20年度 地域ICT利活用モデル構築事業に係る情報発信研修」としてビデオ撮影研修が行われました。

 参加者は、モデル地区の役員さんと公民館主事の皆さんです。
午前中はビデオ撮影の手法などについて学び、午後から実地研修を行いました。
 そして、この研修は編集研修につながっており、その後、各地域で撮りためたイベントのビデオを編集し、地域CMとして制作する予定です。

 この事業は、地域情報が少なすぎるという市民の方からの要望からきています。
しかし一方で、地域の役員の人たちから言わせると、「公民館だより」などで情報は行き渡っているはずということです。
なぜか、クロスオーバした互いの意見なのです。

 地域のお世話をしてくれている方々は、本当に頭が下がるくらい汗をかいてくれています。
でも、これが結構伝わっていないことが多いのです。
その行為が一生懸命であればあるほど、そのことが地域の人たちに伝わっていると、やっている側はつい誤解してしまいます。

 私は、まず汗を書いている人たちがいるということにスポットライトを当てたいと思いました。
それは、そこにイキイキと楽しく地域活動をしている人がいるということを地域の人たちに知ってほしかったからです。

 なんでもないようなことに、がんばってくれている人たちがいてくれているからこそ地域があるのです。
そして、その人たちが地域の共助機能を支えてくれているのです。
その人たちにスポットライトを当てたいという、単純な思いからです。

 それには動画が一番いいのではないかと思ったのです。
文字よりも写真、写真よりも動画の方がイキイキと動き回っている人たちの汗が伝わるのです。

 やりがいは、しんどさの中から感じ取れるものだと思っています。

 そして構えて撮るよりは、地域CMづくりからスタートしようと思います。
観る側も愉しめるような動画コンテンツをつくることができれば、撮る側も励みになりますし、なによりも新たな撮り手が生まれる可能性があります。

 この手法には副次的効果があります。
 担い手育成の研修にも使えるということです。
 つまり、地域情報の発信機能を高めるという本来の目的のほかに、時代を担う人材育成のための研修教材にもなることがわかりました。

 今後は、この輪をどんどん広げていこうと思っています。