けやきと見る夢~殿ヶ谷十二支はやし連ブログ~

東京都立川市西砂町で活動する 重松流・殿ヶ谷十二支はやし連の公認ブログです

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殿ヶ谷まつり前夜祭の記録

2018年10月10日 | 西砂・阿豆佐味天神社祭り

平成30年10月6日(土)
第33回殿ヶ谷まつりの前夜祭が開催されました。

写真とともに、来年への私的忘備録を書いておきます。

心配された台風25号も、この地域ではあまり影響なく、
舞台の幕が風でめくれるのを、ウラで私がおさえる程度で、無事に予定通り開催することができました。

早朝より会場準備を行い、私はひとり途中抜けさせていただき、新山車小屋(大野屋商店倉庫)の中で、太鼓のセッティングや、秘密の内職を済ませ、午後は殿ヶ谷一座の衣装・小道具を搬入して、一座の舞台の仕込みに合流。舞台ソデ幕の取り付けやら、背景画の転換の仕掛けなど、チャチャチャと済ませて、いったん帰宅。シャワー浴びて、ヒゲ剃って、半纏来て出発。山車小屋からトラック屋台を運転して、神社に向けて時速20㎞以下で走ってますと、沿道の人がスマホを取り出しパシャパシャ撮ります。子どもは「あ!」って言って走ってきます。ニヤリ。神社参道前に到着しますと、神酒所に花掛けして、各方面にご挨拶して、あっちこっちと前夜祭の段取りの打ち合わせ。そうこうするウチに中里さんとの競り合い時刻がせまり、散らばってるメンバーを呼び出して、お囃子スタート。




陽も西山にかたむく頃~


中里神明囃子連さんの山車が到着して、競り合い開始。




殿ヶ谷での競り合いのときは、私がご挨拶して手締めの音頭をとらせていただきました。

ひきつづき、中里ふるさと祭りの会場前に移動。
舞台が後ろ向きのトラック屋台。会場までの南北の道を、ずーっとバックして来てください、と言われましたので、そろそろと山車を走らせて無事に到着して、競り合い再開。













中里では、小林会長が挨拶と手締めを行いまして、無事に今年の「西砂・囃子の競演」が終了いたしました。

「無事」では、あったのですが、私はこの間に一つミスをおかしまして、中里さんにご迷惑をおかけしてしまいました。
詰めが甘かった・・・。詳細は書きませんが、例えるなら、発注したモノが、予定日翌日に届いたみたいな凡ミス。モノが無けりゃ、代わりのモノで対応する、まだそれが出来ない未熟な囃子連。来年への宿題でございます。

中里での競演後は、トラックを前進させて、急いで阿豆佐味天神社拝殿横に移動。
皆さんに電線を持ち上げてもらい、幅ギリギリの通路を通って定位置に到着。
前夜祭の司会者さんと打ち合わせまして、演芸舞台のオープニングを盛り上げるためのお囃子を披露。







1回目のオープニングは17:45より、山車の上で演奏しまして、その後19:00から(予定より15分オシ)の演奏は、鳴り物は山車の上で、踊りは舞台の上に登場させてみました。最後は花道いっぱいまで総出演で、賑やかに前夜祭の出番を締めくくりました。

この日、囃子連が出店したフランクフルトの模擬店も好調に売れまして、300本が1時間ほどで完売したようです。

出番が終わったので、山車を山車小屋に戻して、私は殿ヶ谷一座出演の準備に突入。5分でメイクして、着物着て、ピンマイクやら小道具やらを準備したら、あっという間に開演時間となりました。

演目は「国定忠治」。
時間も長くてセリフも多かった今年の脚本。どうなるかと心配でしたが、スムーズに劇は進行して、お客さんも楽しそう。
最後の決め台詞のあたりで、セリフと所作が前後したりして、ちょっと焦りましたが、何とかラストまで演じ切りました。
おひねりも沢山飛んで、拍手をいっぱいいただきまして、私も最後にちょこっとご挨拶させていただきました。



ほんと、一日中、止まらずに動き回って、なんだかずーっと息してなかったみたいな感覚でした。
もうすぐ48歳。こんなやり方は、そろそろ限界ですな。来年に向けて、さっそく作戦変更しないと。

以上、前夜祭忘備録でした。