令和元年10月5日(土)に行われた、西砂・阿豆佐味天神社祭り・祭礼前日巡行の回想録です。
予定通り、午後3時に、大野屋商店さんの倉庫(通称・山車小屋)を出発いたしました。
松中団地の西側の通りを北に進み、今まで巡行したことがなかった殿ヶ谷の北部地域に向かいます。
記録によれば、この日の東京の最高気温は30.3℃。10月とは思えない暑さでした。休憩場所のファミリーマートさんで、アイスを買って、みんなに配りました。
初めて巡行する地域で、沿道のお宅から多くの方が出てきて、お囃子を見ていただきました。
横田基地の外周道路を通った際には、フェンスの向こうを、ちょうど子供たちの集団が歩いていて、小さな女の子が、お囃子にあわせてノリノリで踊ってくれました。うれしかったなぁ・・・。
4時半をまわった頃、提灯の灯りをつけました。
ほぼ予定通りに進みまして、午後5時にお隣りの中里ふるさと祭り会場に到着。
中里神明囃子連さんと競り合いを行いました。
会場はまだ、宵宮の準備の時間帯でしたが、すでに多くの人が集まっており、賑やかな競り合いとなりました。
中里さん、ありがとうございました。
競り合いを終えて、殿ヶ谷の阿豆佐味天神社まで移動し、手締めで、この日の巡行を終えました。
☆ ☆ ☆
昨年までは「殿ヶ谷まつり」として、土日の2日間(土曜日は前夜祭)のお祭りでしたが、今年から神社主催の新しい形のお祭りに変わり、日曜日1日のみの開催となりました。
この「前日巡行」を計画した理由は、べつに「お祭りが1日だけになってしまったことに反発した」わけではありませんので、誤解の無いように。
理由は大きく2つ。
実は、以前から、子ども神輿と山車が回っていない地域を巡行したいという考えがあったのですが、前夜祭をやっていた昨年までは、模擬店や会場の準備があり、どうしても不可能だったのです。ところが今回、お祭りが1日になったことで、土曜日に巡行するチャンスが巡ってきたわけです。
そして、もうひとつの「理由」は、「どうしても中里さんと競り合いがしたかった。」という単純な動機です。
日曜日の祭礼当日(本祭)は、中里さんとのスケジュールが合わず、これまでも土曜日(前夜祭)に競り合いを行ってきました。
十数年続けてきた「西砂・囃子の競演」を途切れさせるわけにはいかない。ということで、知恵を絞った次第です。
いくつものハードルがありましたが、多くの皆様にご理解ご協力をいただき、無事に巡行することができました。この流れを来年に繋げていきたいと思います。