10月1日(土)
早いものだ。今日から10月だ。
さて「磁石でライト」の研究は続いている。
モーター以外で発電できるものはと探したら、やはり部品取りでとってあったソレノイドアクチュエータがあった。
ハードディスクを分解したとき取った強力永久磁石を使って発電させてみる。
左の細いコイルでテストしたが、LEDは点かず。写真中央のソレノイドアクチュエータとハードディスクを分解して取った永久磁石(手前)でテストしたら点いた。
これを加工するには・・・う~む、とても大変そう。
どこかで売っているのを見つけたら買うようにしようか。
ソレノイドに磁石をつけたとき光ったLEDの動画です。
一瞬なので何度も再生して見てください。
「電磁誘導」を調べていたらあるブログでこんな書き込みを発見。
2011/06/03
草津の平松敬司さん、画期的な永久磁石4連式発電機を発明。その機能を京都大学も確認!
このブログのリンク先を見ると
・磁力抵抗「ゼロ」の発電機 草津の男性が発明-----京都新聞、2011年05月31日
このブログの筆者が「発電機に、まだこんな技術革新があるなんて、、、という話題が今週ありました。」と書いているが、もうすでに改善されつくしているローテクの機械でもまだ改善の余地はあったのだ。
この京都新聞の記事を読むと「自転車の発電機の抵抗を軽くしようと思いついたのがきっかけ」だそうだ。
自転車にはおなじみのダイナモと言う交流発電機が使われている。
このダイナモを手で回してみるとわかるが「コリッコリッ」と回る。
スムースにまわらず抵抗を感じる。
これがライトをつけるとペダルが重くなる原因だ。だからライトをつけずに走る人が多い。
「コリッコリッ」と抵抗を感じるのは、磁石同士が引き合う力が働くためだ。
今まで「これは当たり前。そういうもんだ。」と思われてきた。
だが国際特許を申請中の平松さんは、一つの軸に発電機を複数並べ、力を打ち消すような角度に位相をずらして配置すればコリコリ感が無くなるんじゃないかと考えた。
そして実験の結果、成果が得られたので特許申請したのだ。
もしこのダイナモがコンパクトに完成したならば、自転車の発電機は大きく変わる。
最近はハブダイナモが発明されて、ちょっと高級なママチャリはハブダイナモになった。
ハブダイナモは抵抗感が少なく、暗くなると自動でスイッチが入るオートライトが取り付けられるからだ。
しかしハブダイナモであっても「コリッコリッ」と回る抵抗感はある。
もし抵抗感の無い新ダイナモが作られれば「無灯火」は無くなるだろう。
ローディたちも電池交換のわずらわしさが無くなって、これをつけるようになるかもしれない。
自転車の発電機だけでなく、多方面にいろんな成果が表れるだろう。
なにごとも「これは当たり前。そういうもんだ。」と思うのはよそう。
そう思った時点で進歩は止まる。