10月6日(木) 曇りのち晴れ
スティーブ・ジョブズが亡くなった。56歳。こんなに若く。
ついこの間CEOから会長に辞任したばかりなのに。
あまりにも早い別れだった。
すい臓がんだったそうだ。
写真はmsn産経ニュースから転写させてもらいました。
スティーブ・ジョブズが戻ってきてからのアップルは変わった。
従来のものにとらわれなかった。
最初に出したiMac。マック鈴木家の2台目のパソコンだ。
それはことごとく古いものを排除した新型パソコンだった。
インターフェースが変わり、一切の周辺機器が使えなくなった。
容量不足で使えないフロッピーディスクドライブを廃止したのもiMacだ。
最初にUSB規格を取り入れたのもこのiMacだ。
1999年から去年(2010年)まで使っていたiMac(右)
iMacのヒットでパソコン製品だけではなく、色々なものが影響を受けた。
・スケルトン
・ボンダイブルー
・USB
・名前に「i」をつけること
iMacからはパソコンの裏側も見せられるようになった。
続いて出したパソコン以外の「i」シリーズも大ヒットした。
iPod,iPhone,iPad
そしてそれは新しい機器を出しただけではなく、文化をも変えてしまった。
・音楽はダウンロードして聞くもの
・携帯電話はボタンの無いマルチ情報端末機に
・読み物、調べ物はパソコンではなくiPad・・・これはこれから変わっていく文化か。
今までのパソコンはメモリやハードディスクの容量を大きくしたり、OSを新しいものにしたりとパソコンに詳しい人が扱う特殊なものだった。
しかしこれからは、そういうものを一切気にしなくて良いiPadのような製品に変わっていくだろう。
これがトンサンが前から言っている「パソコンは無くなる」である。
パソコンを作ったスティーブ・ジョブズが自らの手でパソコンを無くそうとしていた。
スティーブ・ジョブズ亡き後、この文化の変化はあるのだろうか。
スティーブ・ジョブズの志を継ぐ者はあるのだろうか・・・
msn産経ニュース