6月21日(土) 晴れ時々曇り。
昨日応急修理で帰宅した戦車メリダ。
チューブはもう傷だらけだ。
そういえば前にもバルブ近くで空気漏れがあったな。
今日もパンクは直せず。・・・毎回同じ写真になってしまうが・・・ 2012年05月06日
ちょうど2年前だ。
2年使うと、ここが痛んでパンクするようだ。
英式バルブでは見られない。米式パルプの特徴か。
メリダを吊(つ)り上げる。
ハンドルに色々付いているので、ひっくり返せないし、横に寝かすよりはやりやすい。
ハブの回転のゴリゴリ感が少し大きいな。ベヤリングをきれいにしてグリスを入れ直そう。
はずしてみるとグリスはあるが、汚れている。
反対側(スプロケット側)も、スプロケットを外してきれいにしよう。
が、ボスフリー抜きを入れて、24mmスパナで回そうとしても、びくともしない。
あれ、おかしいな。反時計方向に外せば外れるはずだが。
体が持ち上がるほど体重をかけてもまわらない。
いつもこれを外すのには苦労する。
以前自在スパナを折ったこともあるし。
あ、スパナが折れた!! なんとかメリダのパンクは直ったが・・・
プラスチックハンマーでスパナを叩いて、ようやく外れた。
パーツクリーナーでワンをきれいにする。虫食い(カジリ)は無い。
あれ、スポークが・・・
みんな根元が傷ついている。
そうか、内側にチェーン落ちした時、痛めてしまったのだな。
自転車乗りは、よく「チェーン脱落防止プレートを付けていると、初心者っぽくて嫌だ。」と外してしまうらしいが、この円盤は付けておいた方がいい。
トンサンは付け忘れてしまったのと、外したチェーン脱落防止プレートをランドローバーにつけてしまったので手持ちは無い。
メリダが重い。玉当たり調整をする。
後輪ハブのベヤリングは9個づつ。
ナット類も外した順番通り、並べておく。
玉押しの虫食い(カジリ)も無いようだ。
今回もベヤリング部のふたが変形していた。
新品チューブに入れ替えたところで、こんなことに気付いた。
リムのバルブ穴がぎりぎりサイズ。
タイヤが地面をけって進むとき、タイヤとチューブは道路との摩擦で、リムから少しずれる。
結果、バルブが斜めになり、バルブの前後にストレスが加わりチューブが盛り上がり、肉薄になる。
ということで少し長穴に削ってみよう。多少ずれても穴で制限されてバルブが斜めになることは無い。
中に動くプレートを入れようと思ったが、両サイドが盛り上がり、プレートが入る余地はない。
何もしていない状態ではバリも少しあるようだ。
ということで長穴に加工。
これが吉と出るか、凶と出るか。
シャフトを通し、グリスを塗って玉押し調整をする。
何かゴロゴロするなと思ったら、ベヤリングが1個抜け出している。
玉押し調整ができた。少しゴロゴロするけど。まあ、このぐらいは。
ロックナットを固く締める。ゴムキャップをかぶせてハブ調整終了。
フレームにはめるのに苦労する。・・・いつもだが。
「つきあてまでシャフトを入れれば、調整なし」ならいいのだが、そうはいかない。
チェーンステイの真ん中に入るようにし、ブレーキシューの当たりが左右同じ距離になるようにホイールの角度調整をする。
スパナが一つでは足りなくて、左右同時に締めるため2本使った。
(いつも持参しているのは1本だ)
何度も何度も調整し直し、いつもこの作業だけで30分くらいかかる。
このこともあり、車輪だけ外せるようにしたメリダだか、外さないでチューブを引き出してパンク修理した方が早い。
今回はブレーキライトの、マイクロスイッチの位置調整はしなくて済んだ。
チェーンがうまく掛からなかった。これも外してしまった方が早い。
チェーン引っ張り治具で、チェーンを引っ張っておく。
「ウィッパーマンのコネックス808」をつないで終了。
そういえば前回のタイヤ交換でも、車輪はめ作業で、30分くらいかかっていたな。