トンサンの別荘

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障害者とは障害を持っている人のことではなく、まわりから障害を受けている人のことだ。

2014年06月25日 10時49分22秒 | 日記

6月25日(水) 晴れ・・・のち曇りかな?

手話サークルの仲間のIさんのFaceBookのリンク先や、女優の東ちづるさんのFaceBookのリンク先を見て思った。

障害者とは障害を持っている人のことではなく、まわりから障害を受けている人のことだ。

たとえば歩くのが不自由な人が階段を上る時、エレベーターがあったり、階段を上る車いすが開発されたりすれば障害は無くなる。
階段や段差が障害なのであって、人が障害を持っているわけではない。

たとえば聞くことが不自由な人が街に出た時、みんなが手話を使えたり、会話ができるスマホのようなものができれば、その社会には障害は無くなる。


障害者が一緒に暮らせない社会は未熟な社会だと思う。


成果主義を目指す安倍内閣。
みんなは成果の上がる仕事だけをしたくなり、コピーや掃除、お茶出しなどの仕事はやりたがらない。
でもそれで会社は成り立つのだろうか?

たとえば腕利きのセールスマンがいたとする。
その腕利きセールスマンの成果をさらに高めるためには、コピーする人や掃除をする人、お茶を出す人が必要なのである。
そういう人たちがいて、安心してセールスに飛びまわれる。
腕利きセールスマンだけが成果を上げたのではない。
まわりの人がいたからこそ、腕利きセールスマンは成果を上げることに専念できたのである。
つまりチームワークなのだ。
コピーが得意な人、掃除が得意な人、お茶を出すのが得意な人・・・
それぞれが得意な仕事を受け持つから、会社は成り立っているのである。


上の動画にあるように、障害者が街に出て仕事をしていたらどうであろうか。
それを見た僕たちは、その姿に勇気づけられるのではないだろうか。
元気づけられるのではないだろうか。
乙武さんのように「この人、障害者じゃないよな。」と思わせるくらい元気に活躍してほしい。

障害者は社会の潤滑油だと思う。

まだ潤滑油が足りないな。
もっと街に出てきてほしいな。

いろんな人が楽しく暮らせる「まぜこぜの社会」を目指す活動をしている東さんは素晴らしいと思う。

女優・東ちづるさん まぜこぜの社会作る 世界自閉症啓発デー