トンサンの別荘

初代iMacが壊れ、本宅「マック鈴木家へようこそ」が更新できなくなったので、2010年9月27日よりこちらで情報発信。

SONYカセットコーダーをもう一度分解してみた。

2015年10月21日 09時36分45秒 | 工作

10月20日(火) 晴れ・・・のはずなんだけどPM2.5で曇りか。


昨日、プリント基板がどけられなくてメカ部に触れられず、修理をあきらめたテープレコーダーだったが、 プリント基板を外している人の動画を見て、『もう一度トライしてみるか』と思った。
修理ができないとしても、再生できない原因が知りたい。
ということでまたテープレコーダーを預かってきた。





今度は電池端子のはんだ付けを外さずにやって見る。

マイク・イヤホンコネクター部が差し込まれているケースを、外側に押しながら力を入れてプリント基板を引っ張ると、外れてきた。



再生できない原因はここだ。テープ巻き取り軸のギヤ(黒色)とかみ合うべき移動するギヤ(白色)がかみ合っていない。
(ドライバーでさしているところ)

もう少し良く調べるために、プリント基板を外してしまおう。


コードが基板の向こう側とこちら側につながっているので、自由が利かない。
はんだ付けを外してしまおう。


メカ部全体が見られるようになった。



テープ装着面・・・可動部で気になるところは無い。


メカ部の両面を見ても、樹脂が欠けたり、部品が外れたりしているところは無い。 
いったい何が原因でギヤがかみ合わないのか?



プリント基板がついているとじゃまで見にくいので外した。3枚おろしにした。  (*^ω^*)ポリポリ


いろいろ触っていたら、ピューンと白いものが飛んで行った。
うわっ、探すの大変。 
(≧ω≦;)A アセアセ・・・



あった。 やれやれ(-ω-)   この部品は樹脂?で1か所切れ目があり、C形になっている。



このようにスプリングを押さえる黒い部品を、外れないようにするためのCリングだ。
なかなかはめ込むのは難しかった。何度か飛んで行った。 (・ω・;)!!! 



さて、移動する白いギヤを押して、強制的にかみ合わせようとすると、赤丸印の部品が動く。 



どうやら赤丸印の部品が、白いギヤを移動させるカギを握っているようだ。


再生・停止のメカの動き

 

かみ合っているとき


ここまでつかんだのだが、どうしても赤丸印の部品が、ロックするところまで動かない原因がつかめない。

小さなカセットテープレコーダーのメカの動きは難しい。あきらめた。

人生にはあきらめも必要だぁ・・・ボソッ(×ω×)