8月27日(日)
24時間テレビの中で、こんな企画があった。
10年前に亡くなった作詞家 阿久悠氏が作詞した未発表の詩が発見された。
それをつんく♂氏が曲をつけ、みんなで歌を発表するという放送内容だった。
歌詞を見ていて、『この歌はまさに今の時代を歌ったものだな』と感じた。
大勢の人の歌い方がばらばらだったので、いい歌には聞こえなかったが、歌詞を追っていくととても今の時代を表した歌だと思った。
もうYoutubeにアップしてくれている人があったので、リンクしておこう。
♪子供たちの未来をよろしく
トンサンをひきつけた歌詞
ぼくらが少し はしゃぎ過ぎたために
大事なものを失(な)くした
これは効率や経済発展を優先させて、物質的には豊かになったが、どこかでもっと大切なものを忘れてきてはいないか、というように聞こえる。
驕(おご)りの罪を あとに残すことは
おそろしいことと気がついた
これは原発を想像させる。
まさに人間の手に負えないものを、作り出してしまい、子供たちに負の遺産を残してしまった。
人間らしさを呼び戻し
心を裸に出来たなら
ふたたび色づく地球を愛して
素直な心になろう。素直な心は人を聡明(そうめい)にする。
この子らを この子らを よろしく
みんながこの気持ちになれば、戦争はなくなる。
みんなが子供の未来を考えればいい。
そうすれば何が大事なことかわかってくる。