2月17日(土) 晴れ
今日のFacebookから。
ためになる内容だったので、「瑠霞(るるか)の手話日記」をキャプチャーさせてもらいました。
読み取り通訳の3つの壁!汗
通訳者の仕事はふたつあります。
1. Aさんの伝えたいことをBさんに伝えること。
2. Bさんの伝えたいことをAさんに伝えること。
例えば、
1. アメリカ人の伝えたいことを日本人に伝えること。
2. 日本人の伝えたいことをアメリカ人に伝えること。
ろう者と健聴者も同じです。
1. ろう者の伝えたいことを健聴者に伝えること。
2. 健聴者の伝えたいことをろう者に伝えること。
トンサンは2.をやったことがありますが、同時通訳は大変な作業で、20分間やっただけで汗びっしょりになりました。
1.はさらに難しく、きちんとやったことはありません。
「通訳」という仕事は、伝える側にとっても、伝えられる側にとっても大事な仕事です。
ですが、「外国語通訳」に比べて「手話通訳」の報酬は極端に低い。
これはなぜでしょうか?
これは日本人の考え方に問題があると、トンサンは思っています。
日本の役人は、「ボランティア」「福祉」「奉仕」という観念に甘えていると思います。
だから老人介護や児童介護などの従事者の報酬も低い。
人々の温情にゆだねるのではなく、その仕事量に見合った報酬をすべきだと思います。
でないと日本の福祉は一向に良くなりません。
「手話通訳」も、ろう者の話がわからなくて困るのは健聴者なのだから、「外国語通訳」と同じ役割だと思います。
ろう者の話なんかわからなくても良いと思うのは、マイノリティに対する差別だと思います。
日本も「福祉先進国」の北欧に負けない「良い国」になりましょう!