団地の下の道路に、灯油を売る
おじさんのトラックがやって来ました。
ペチカのオルゴールみたいのが
おじさんが来た合図です。
子供の頃、この曲がテレビの中から
よく流れてたような気がします。
ひとりの遊びに付き合ってくれてた
安いちいさいおもちゃとか、
夕焼けの色の窓ガラスとか、台所の
あったかいにおいとかの、断片的な
思い出の、さらに添えものくらいの
あやふやで微かな記憶なんですけど。
とうちゃんは去年オイルヒーターで
ひと冬過ごしたんですが、
焼いも焼いたり、餅焼いたりして
みたくて、夏の間に実家から
アラジンの石油ストーブを運んで
来ておきました。
寒くなる前に短くなった芯を替えて
おくつもりだったんですが、
ぼんやりするのに忙しく、朝寝したり、
居眠りしたりしてるうちにこんな
季節になってしまいました。
ペチカでいろいろ思い出しちゃって、
今日のブログが出来上がりましたが、
おじさんまだいますね。
とうちゃん神経質なトコあるんですよ。
あんまり繰り返し同じ曲聞かされるの
好きじゃないんで、もうどっか行って
ほしいです。