父ちゃんの母親(みんみのばあちゃん)は、甘いものが大好きで糖尿病です。
ほぼ毎日のようにデイサービスに通っていますが、
脚も悪いので、出歩きたがらず、帰って来ると寝てばかり。
ボケちゃうんじゃないかと心配なので、起きている時間を少しでも
長くするために、ついお菓子なんか食べさせてしまいます。
お医者さんには叱られますけど、「生きる意欲」みたいなものを
微かにでも感じさせるのが、おやつの時だけなので、まあ、
仕方ないかって感じなんです。
昨夜は、フルーチェ作ってあげたんですよ。
子供の時ばあちゃんに作ってもらったことがあったんで、
懐かしい話でもできるかな、とか考えて。
どんぶりにいっぱい作って、小さいお皿にわけっこして、
テレビ観ながらふたりで食べて、まだ半分どんぶりに残ってたんですね。
嬉しそうに食べるから、もうちょっとならいいかなあって思って、
ばあちゃんのお皿に取ってあげようとしたら、
手で、「もういいよ」みたいな合図をされたんです。
じゃあ、お茶でも煎れようと思い、
台所まで急須洗いに行ってもどってきたら
どんぶりかかえて全部食べちゃってました。
「生きる意欲」だらけで参りました。
ご近所から薄味のおかずが頂けたりもするんで、マヌケな介護でもなんとかなってます。
けっこう長生きしますよ、ああゆー人は。
もうええ言うて残りの分食べてしまったのね
後はお茶飲ませて 糖分うすめたらええよ
そんな何十年も生きてられることもないのに
喜ばせたらと思うんよね